薬は看護師が服用させる施設もあるでしょうが、介護の現場で介護士が服用させる事も多いです。
もちろん看護師が振り分けしその指示の元で介護士も介助に入るのですが。
そんな薬に関してやってはいけない失敗談について紹介していきます。
一歩間違えば危ない?
薬の管理に関しては集中しなくてはいけません。本来服用するはずのない薬を間違って飲ませた場合、命に関わる事もあります。
その日は夜勤明け、朝に電話が入り早番勤務の職員が体調不良で休むとの事。代わりの職員を配置したいのですが、朝だった事と、自分の担当するフロアの事だったので、遅番がくるまでの間私が対応する事になりました。
本来夜勤者の仕事は早番がきた場合は早番業務のサポートに周ります。理由としては夜勤者は夜通し勤務してる為負担を少しでも軽くする事と、眠気もあるので集中力が切れやすいからです。
そんな状態での早番対応。朝食の介助から始まるのですが、眠気もありフラフラな状態です。朝食後に薬を飲む人に服薬介助。同じテーブルの人の薬を持ち何気なく介助していたのですが、飲ませ終わった後すぐに気が付きました。薬を隣の人のと間違って飲ませてしまった事に。
幸いにも二人間違えたのではなく、一人の人に飲ませ終わった後に気が付きました。
血圧を下げる薬の人に対して間違って下剤を服用させたのです。
すぐに看護師へ報告。下剤だったので、その日は様子を見るようにとの事。
これでもう一人の人に間違って血圧を下げる薬を服用させてしまった場合、本来血圧が低い人だったので、更に血圧が低くなり、場合によっては重大な事故に成りかねませんでした。
服薬介助は細心の注意を
いくら夜勤で眠かったとはいえ、薬の間違いをしてしまうのは本当に気をつけないと危ないです。
しっかり確認したと思っていたのですが、多分ボーっとしていたのでしょう。薬を服薬介助する場合は、一人ではなく、二人で確認する事と、薬の袋に名前が書いてあるので、名前を声に出す事を決めました。
この声に出すという事は、その施設だけでなく、別の施設に勤務している時も自分のルールで声に出すようにしています。
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