高い給料を希望して就職した失敗談【介護士の転職失敗談】

私は介護職として勤務をしていましたが、 給料が非常に安く生活が困窮していました。

働いていも働いても生活が良くならない、貯金もろくに出来ないワーキングプアの状態でした。

いつかは給料が上がると長年勤務をしていましたが、昇給もほとんどありませんでした。

ちなみに仕事内容については不満はなく、本当に給料だけの問題だったので、一度は転職することをためらいましたが、やはり給料が上がらないと生活していけないと思い、転職することを決意したのです。

別の介護施設へ転職をして給料は上がりました。
月でいうと 2万円~3万円上がったのです。

ボーナスも出るようになりましたので(前職はボーナス無し)年収としては50万円以上上がりました。

しかし、ある程度想像はしていたのですが、とても仕事がキツイ。

前職の場合はユニットケアの施設でしたので1人で8名前後の方を見れば良かったのですが、転職先は従来型の特養であり、人数も多く要介護状態も重い方が大半でしたのでとても重労働の介護をすることになりました。

例えば、以前の職場では8名の内、 おむつ交換をする方は 3名程度。9時~18時の日勤帯で勤動務している場合は1人6回のおむつ交換でしたので、それが3名で18回のおむつ交換でした。

しかし、現在の所は60名のご利用者の内40名はおむつ交換が必要な方です。

複数の職員が対応するといっても1日30回以上はおむつ交換をしなくてはいけません。入浴介助、移乗介助なども回数が増えて身体的な負担が増加したのです。

給料の為に給料の良い所に転職をしてしまいましたが、 今は後悔しています。

やはり給料が高い所にはそれなりの理由があることが分かります。

以前のように安い給料では困りますが、いくら高い給料をもらったからといっても体を壊してしまうと元も子もありません。

もし、次転職するのであれば、一つの条件を見ることなく、 給料、 労働量、 休みなど総合的に判断をしないといけないと反省しています。

こうした情報は転職エージェントを活用すればしっかり教えてもらえますので、自身で情報がうまく取れないという方は転職エージェントの利用を考えてみても良いでしょう。

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