車の運転が嫌で転職した失敗談【介護士の転職失敗談】

私はデイサービスで勤務をしていました。

デイサービスでは利用者を自宅まで迎えにいき、サービスが終了すれば自宅まで送るという送迎業務がありました。
私は車の運転が苦手で送迎業務を行うことは非常にストレスに感じていたのです。

1人で運転するのはいいのですが、誰かを乗せて運転することは怖く、気を使いながら運転をしていました。

送迎の時間が来る度に憂鬱になり、送迎が無いところに転職することを決意したのです。

求人情報で車の運転が必要と書いていないところを選択しつつ、 面接でも運転が無いか確認して転職をすることが出来ました。

私が就職をしたところは老人保健施設(以下、 老健)です。老健は初めてでしたし、慣れない身体介護などもありましたが、頑張って勤務をするようにしたのです。

しかし、転職をしてからずっと違和感がありました。

それは1日の時間が非常に長いのです。こんなにも1日って長いのか?と思ったほど、 時間が過ぎるのが遅かったのです。
そのため、勤務が終了する頃にはクタクタに疲れ果ててしまうことが多々ありました。

デイサービスの場合送迎時間ももちろん勤務時間に含まれています。

迎えと送りはそれぞれ1時間づつぐらい時間がかかっていましたので、1日2時間は送迎の時間に費やされていました。実質介護を提供しているのは5時間程度でした。

しかし、老健では送迎がありませんので、介護を提供しているのは7時間です。 私にはその7時間がとても長く感じたのです。

これはデイサービス勤務時には気づかなかったのですが、苦手な送迎をすることによって体的には楽だったのではと思うようになりました。

それに気づいてからは老健で勤務をする7時間はとても苦痛で「デイサービスだったらこんなに疲れないのに」と思うようになってしまったのです。

嫌だと思っていたことが実は自分の助けになることもありますし、嫌だと思うことを避けたいがために様々なことを見落としてしまったと思うのが私の転職の失敗談です。

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