介護の仕事を初めて行う方にとって、外見は非常に大切なことですね。
髪型や服装などどのようにしたらいいのか分からないという声も多くあります。
しかも最近では服装が自由のところもありますので、更にどんな格好をしていけばいいのか悩む場合も多いですよ。
ここでは、初めて介護職として働く方に対して、どんな服装や髪形にしたらいいのか、またネイルなどはOKなのかについてご紹介していきますね。
介護士の身だしなみの整え方。服装について(制服の場合)
制服の場合は、きちんと着用をすれば問題ありません。
きちんとという部分が曖昧で難しいと思いますのでご紹介していきますね。
制服を綺麗に着用するポイントとしては、規定通りに着用するということですよ。
例えば、ポロシャツであればボタンは全て止める。
ズボンは腰上まで上げて履く、靴はかかとを踏まないというように基本的なことですが、この基本的なことを意識しておくと綺麗に着用することが出来ますね。
また、シワや汚れがありますと清潔感が無くなりますので、注意しておきましょう。
身だしなみの整え方。服装について(私服の場合)
最近では自宅をイメージした老人ホームが増加してきています。
そういったところでは施設感を出さないように私服で働くようになっている老人ホームも多いですよ。
私服の場合は、ジャージなどが良いといえますが、ジーンズや綿パンなどを着用している方もいますね。
ポイントとしては、他の職員と全く違う服装をしないということです。
他の職員と違う服装をしてしまいますと、悪い意味で目立ちますので注意しておきましょう。
最もお勧めの服装としては、綿パンとポロシャツが良いでしょう。
こういった服装で働かれている介護職の方も多いですので、まずはこの服装で仕事をすることをお勧めしますよ。
あとは他の職員の方の服装をみて、自分なりにアレンジしていくのが良いでしょう。
介護士の身だしなみの整え方。髪型について
髪型に関しては様々な意見があると思いますが、基本的には顔がハッキリと見えて、清潔感があるようにしましょう。
女性であれば出来るだけくくる方がすっきりと見えますね。
男性であれば短めで耳に髪がかからないぐらいがちょうど良いといえますよ。
髪色についてですが、髪色は黒が最も理想的ですが、多少の茶色でも大丈夫なことが多いですね。
これは、他の職員の方を参考にしておくと良いです。
老人ホームによっては、規定で髪色が決まっている場合もありますので、確認しておくことをお勧めしますよ。
身だしなみの整え方、ネイルやピアスなどのその他の部分について
ネイルやピアス、時計など、服装には様々な楽しみ方がありますね。
まずはネイルですが、これはNGにしているところが多いのでしない方が無難ですよ。
派手なネイルは直接体を触る介護職にとっては、高齢者が嫌がる可能性があるからですね。
また、ネイルをするためにはある程度の爪の長さが必要になりますが、長い爪は高齢者を傷つける可能性がありますのでお勧めできませんよ。
ピアスについても、ボディピアスのような耳に密着しているものであれば良いですが、プラプラとぶら下がっているものは、引っかかる可能性がありますので辞めておきましょう。
腕時計に関しても介護をする際に引っかかる可能性があるので、外しておいた方が良いですね。
介護の仕事において身だしなみで基準にしたいこと
身だしなみを整える際に基準にしたいこととを知っておくと、服装などは決めやすいです。基準にしたいポイントとはどのようなものがあるのでしょうか?
①動きやすい服装なのか
介護職は想像している以上に身体を動かす機会が多い仕事です。
高齢者の体を支えたり、持ち上げたりすることがありますので、動きやすい服装は必須ですね。
反対に動きにくい固いジーンズや、サイズが合っていない服装などは、動きにくく体に負担がかかりますのでやめておいた方が良いですね。
②安全を確保できるのか
高齢者を介護して、安全に生活を送ってもらうのが介護職としての使命ですよ。
そのため、安全を提供できない身だしなみはしないように気を付けましょう。
動きにくい服装はとっさの動作にロスが出てしまいますのでダメですし、装飾品も高齢者の体に引っかかる可能性がありますので避けておきます。
服装や外見できちんとした介護を提供できない、ケガをさせるなどの危険性があることがあれば、仕事として成立しないので注意されることもありますよ。
③高齢者が受け入れるかどうか
これは高齢者によって違いますが、その外見が高齢者に受け入れれるのかどうかを意識すると良いですね。
例えば「あんなに派手な格好をして恥ずかしくないのか?」「見た目が嫌」と厳しい言葉を言われることもあります。
こういった言葉を聞くと仕事のモチベーションも下がってしまいますので、最初から言われないように意識すると良いでしょう。
そのために周りで働いている他の職員の外見を参考にすることがおすすめなのです。
①②③のポイントをしっかりと踏まえて、介護職として介護を提供できる外見を抑えておくことを意識しましょう。