保育士のみなさんは転職をしたことがありますか?
転職をする場合、どんな条件で探せば転職を成功させることができるのでしょうか。
私自身も、保育園を何度か転職して変えたことがありますが、給料が良い・人間関係が良いの2点を満たしておけば大丈夫と思っていました。
しかし、意外なところに転職の失敗は隠されています。
今回は、私の転職失敗談を紹介したいと思います。
機械音痴だけど、書類関係がiPadやパソコンの保育園だった
前の保育園はとにかく「手作り」にこだわる保育園でした。
部屋の壁面や玄関の掲示板、おたよりや誕生日カードまで、折り紙や色画用紙を使って装飾していたのです。
現場に立つとき以外は常に机に向かって何かを作っている状況だったのでとても大変でしたが、保護者たちからの評判はとても良くて、いつも喜んでいくれていました。
連絡帳や日誌関係もすべて手書きでした。
私はパソコンが苦手だったので、「手書き」や「手作り」にこだわる保育園の方が合っていました。
しかし、結婚と引っ越しを期に退職。新しい土地で転職活動を開始。
共働きの予定だったので、給料面を重視しながら転職活動をしました。
採用された保育園は、近代的なおしゃれな外観でパッと見ただけでは保育園とは思えません。
そんな中で勤務が始まりましたが、先生たちは常にiPadを片手に何かを操作しています。
詳しく聞いてみると、登園状況や連絡帳、日々の日誌やおたよりまで全て保育園専用のiPadで管理しているとのことでした。
ですので、子どもたちの状況は逐一iPadに記入していきます。
先生は慣れた手つきで操作していますが、私は操作1つに戸惑ってしまう始末。
iPadで管理しきれないものはパソコン処理していたので、手書きで書類を書くことはありませんでした。
連絡帳も子どもたちが寝ている時間に早く終わらせないといけないのに、早く文字を打てずに周りの先生に迷惑をかける毎日でした。
保育士もITツール・機械を使いこなす時代
保育士の仕事量を減らすために、保育園のIT化が進んでいます。
私は、結婚まで地方の保育園に勤めていたのでそのことを深く知りませんでした。
これまでは「手書き」や「手作り」のあたたかさを大切にする保育園が多かったのですが、最近は「効率化」を重視する保育園が増えてきています。
どちらが良いと区別することはできませんが、保育士たちも機械やITツールに慣れる必要があるでしょう。
頑張ってパソコンやiPadを使いこなせるようになるか、パソコンをあまり使わない保育園に行くかは個人の自由です。
しかし、面接に行く保育園がそのどちらなのかは、事前にチェックしておくことをおすすめします。
転職エージェント等から保育園の運営状況等について事前に情報を取得しておくと良いでしょう。