薬剤師におすすめの転職エージェント・転職サイト

転職という言葉は、昔ほど珍しい言葉ではなくなり、特に薬剤師など、国家資格を持つ場合はむしろ転職ありきで職場を選ぶパターンも増えています。

しかし、転職にはリスクとそれにかかわる不安があることは変わりません。

転職をする際にどのような点に注意したらいいのでしょうか。

ここでは、おすすめの転職エージェント・転職サイトを見つつ、転職を検討するタイミングなど、転職に失敗しないためのコツやポイントを見ていきたいと思います。

薬剤師の主な職場の一つである薬局の数は、厚生労働省の資料より全国で5万8千以上にものぼることがわかります。

薬局だけでこれだけの数があるのですから、一人で転職先の情報を収集するのは大変です。
転職エージェントを有効活用し、薬剤師として有意義な転職を実現していただきたいと思います。
参考:厚生労働省薬局・薬剤師に関する情報
公益社団法人日本薬剤師会

目次

薬剤師におすすめの転職サイト・転職エージェントは?

薬剤師の転職サイト・エージェント一覧

はじめに、薬剤師向けの転職サイト・転職エージェントを紹介します。

転職サイトの数は年々増え続けており、正直どこを使えばいいのかわからない、という薬剤師の方もいらっしゃるかと思います。

薬剤師に特化している大手の転職サイト・転職エージェントであればどこを活用しても一定の成果を得ることができるため、大きな問題はありませんが、あなたが抱える悩みあるいは抱く希望などに応じて使い分けをすると効果的です。

例えば、各転職エージェントごとに調剤薬局に強い、製薬会社に強い、病院に強いといった働くフィールドごとに強みがあったり、面接対策が優れている、求人先の内情まで含めた情報の精度が高いなどの転職サポートの部分で各社で違いがあったりするため、その特徴を理解して利用すべきエージェントを選択していくと良いでしょう。

各社の特徴を押さえつつ、悩みや希望別にどの転職サイト・エージェントを利用すればいいのか紹介したいと思います。

製薬会社と病院への転職希望がある薬剤師に合うエージェントの「薬キャリAGENT」

薬剤師の製薬会社・病院への転職でおすすめの転職サイト「薬キャリAGENT(エージェント)」

既に多くの方が登録しているかもしれませんが、エムスリーキャリアが運営しており、年間2万人以上の薬剤師が登録し、利用している薬剤師領域では最大手のエージェントです。

求人の数が多いのはもちろんのこと、担当するエージェントの方の評判も比較的良く、その満足度が95%という調査データ(※1)もあることから、質・量ともに満足度が得られるエージェントと言えるでしょう。

エムスリーそのものが医療系に強いことから、病院や製薬会社などに特に太いパイプがあり、この2領域への転職に興味がある薬剤師の方は利用をおすすめします。

特に製薬会社等は転職のハードルも高いですし、転職後のキャリアや業務も全く異なるケースも多いため、業界に詳しい転職会社からしっかりアドバイスをもらい、転職に備えることが重要です。

仮に今すぐの転職で無かったとしても、どのような経験やスキルが必要になるのかなどある程度知った上で現在の職場での業務をこなしたり知識を磨いたりした方が効率が良いので、少しでも先々製薬会社・病院への転職に興味があるなあと思っているケースでは早めに登録しつつ転職サイトのエージェント担当者と情報共有してじっくり進めていきましょう。

なお、製薬会社・病院への転職に強みと記載しましたが、薬剤師転職のメイン領域である調剤薬局なども当然に広くカバーしており、あくまで他のエージェントが弱い部分である薬剤師の「製薬会社」「病院」への転職にも強いという意味合いになりますので、薬剤師の転職の全般でおすすめできると言えます。

薬キャリAGENTの特徴

  • 製薬会社・病院への転職にも強みがあり当該領域への転職・キャリアパスに興味がある薬剤師に特におすすめ
  • 上記領域に特に強みがありますが、大手の転職会社として幅広い求人を持っているからどの領域にも対応できて様々な薬剤師におすすめできることから、希望領域が絞り込めておらず幅広く検討したい薬剤師にもおすすめ
  • 面接サポート・応募書類対策など含め、サポート体制はしっかりしているから初めての転職でも安心
  • 希望や志向が固まっておらず幅広く転職先を模索したい薬剤師の方にもマッチします
  • 正社員だけでなくパートや派遣での就業検討中の薬剤師の利用でもおすすめ
運営企業名 エムスリーキャリア株式会社
サービス名 薬キャリAGENT
求人 日本全国の薬剤師に対応可能な求人数があり、特に製薬会社や病院などほかのエージェントが保有していない求人も多い
求人の幅・領域 薬剤師の転職先という意味においてはかなり幅広く対応しており、薬局等はもちろんですが、企業の求人もある。また、正社員だけでなく、派遣やパートとして勤務したい方向けの求人も取り揃えているから幅の広さはトップクラスでしょう。
サポート力 基本的に対面での面談は行わず、電話等での対応になるので、そこを求職者側が良いと感じるかどうかで差が出ることがある。サポート自体は悪くなく、各求人先とも強固なパイプがあるのでしっかりとした選考通過のためのポイントを教えてもらえたりと良い。
補足情報 「ドラッグストアの求人はどちらかと言えば少ないためドラッグストアへの転職を考えている」という薬剤師には合いませんが、それ以外の領域へ転職することにおいてはかなり豊富な実績をお持ちですので必ず登録しておきたいサイトの1つと言えます。面談も電話等でも対応してくれて手間もかかりませんし、情報がしっかりしているので安心して利用できるのが良かったです。
また、給与や労働条件等の条件面の交渉もお任せ出来ますしレベルも高いので良い転職が実現できます。
住所 <東京オフィス>東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス
<大阪オフィス>大阪府大阪市北区梅田1-1-3大阪駅前第3ビル11階1115号
厚生労働大臣許可 13-ユ-304437(有料職業紹介事業許可番号
派13-305171(一般労働者派遣事業許可番号)

病院・製薬会社での転職に良いと記載しましたが、オールラウンドなので薬剤師の方全般におすすめできます。
なので、特に具体的に叶えたい希望があるわけではないが何となく転職を考えているといった薬剤師の方の利用でもおすすめです。
担当してくれるエージェントが比較的しっかりしているので、どのようなところに転職が出来るのかなど幅広く各種業界についての情報が頂けて勉強にもなります。

 


調剤薬局への転職が視野にある薬剤師はファルマスタッフがおすすめ

調剤薬局への転職に強い薬剤師の転職サイトファルマスタッフ

調剤薬局を転職先としてメインに検討しているのであれば登録しておきたいエージェントです。

ここ数年は良い評判を聞く印象ですが、薬剤師に選ばれる転職サイトとしてNo.1であり、はじめて転職する薬剤師や20代・30代若手薬剤師に強い転職サイトとして1位(※2)を獲得するなどの高評判となっています。

特に強いと思われる部分が、東京証券取引所プライム市場上場の日本調剤のグループということもあり、調剤薬局への転職という点では求人数・情報量の点でかなりおすすめといえます。

有名どころだけでなく小規模薬局や地方の個人調剤薬局の求人までカバーしており、調剤薬局で働くことにおいて、あなたが抱える悩みの解消や希望を叶える転職が実現しやすい転職サイトと言えるでしょう。

ファルマスタッフでは担当エージェントの方々がしっかり求人先まで訪問して現場を確認してくれています。
そのため、職場の雰囲気やどういった方々が働いているのか等の細かい部分まで教えてもらうことができますので、人間関係に悩んでいたり、職場の雰囲気に悩んでいたりする方には良い情報が得られるでしょう。

同社自身の調査となりますが、担当エージェントの満足度が96.5%(※3)というデータも提示されているので、求人の量・質とコンサルタントの質の双方が担保されたおすすめできるエージェントと言えるかと思います。

調剤薬局領域で豊富な情報を得たい薬剤師は必ず登録しましょう。

なお、こちらも正社員だけでなく、派遣やパート求人も豊富ですので様々な働き方を検討している方が利用できる転職サービスです。

ファルマスタッフの特徴

  • 調剤薬局への転職を考えている薬剤師は必ず登録しましょう
  • 待遇面だけでなく職場の雰囲気の情報や働く環境に関する情報などしっかりリサーチしていないと得られない情報が欲しい薬剤師の方
  • 正社員はもちろんですが、派遣での勤務を検討している薬剤師にはかなりおすすめで、体制がしっかりしており、研修や教育の仕組みもあってスキルアップにつながるものが多い
  • 転職サポート(面接関係・待遇交渉関係等)は当然しっかりしており安心して利用できる
運営企業名 株式会社メディカルリソース
サービス名 ファルマスタッフ
求人 全国対応で全国12カ所に拠点があるから首都圏のみならず地方の求人数もトップクラス。特に調剤薬局の求人はかなり多い。ただし、薬剤師向けの企業の求人という点では少ない。
求人の幅・領域 調剤薬局を中心に病院、ドラッグストアなど幅広く薬剤師求人を取り揃えています。先ほど記載した通り一般企業だけは少し弱いので、そのゾーン以外の薬剤師におすすめの転職サイト。また、正社員だけでなく、高い時給がもらえるパートや派遣の方の求人も多いので、働き方に関わらず利用できるのが良いポイント。
サポート力 調剤薬局は特に情報が豊富なので、濃い情報が得られる。また、担当者がしっかり自分の目で求人先を見ているから薬局に限らず求人先の情報は他のエージェントよりもしっかり教えてくれる傾向。その他のキャリア相談や条件交渉、面接対策等もトップクラスの評判であるため、基本的に多くの方が満足できる転職サポートと言えるでしょう。
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー
厚生労働大臣許可(職業紹介・派遣) 13-ユ-010743
派13-010770
補足情報 しっかり求人先に足を運んで調査しているのがかなり良い点だと思います。
世の中上っ面の情報が多い中、働く現場をちゃんと見てくれている転職サービスは意外と少ないので貴重な転職サイトと言えるでしょう。
他の薬剤師向けの転職エージェントと異なり、全国での拠点数が多いからできる情報提供力と言えます。
正社員・派遣ともに求人数はトップクラスであり、特に調剤薬局への転職という点ではもっともすぐれていると言っても過言ではありません。また、日本調剤の独自の教育システムを利用できるので、スキル・知識UPも可能です。
なお、場合によってはグループである日本調剤を勧められることも多いですがそこは仕方が無いと思いましょう。

利用者多く、年収UPや職場環境改善の転職を実現している方も多いので、調剤薬局への転職が視野に入っている方は登録しておきましょう。

 


ドラッグストアへの転職に強いマイナビ薬剤師

大手人材紹介会社のマイナビが展開する薬剤師向け転職サービスのマイナビ薬剤師

テレビCMやネット広告等もかなり流れているのでマイナビさんそのものを知らないという方はほとんどいらっしゃらないでしょう。
大手の転職支援会社であり、様々な職種の転職支援を行っている関係で付き合いのある企業が多いことから求人先はかなり豊富です。

特に強みがあるのが、マイナビ薬剤師ではドラッグストアの求人が非常に豊富で圧倒的な数があり、各店舗の情報もしっかり把握していて情報に厚みがあるので、ドラッグストアで転職を検討している薬剤師の方にはおすすめできます。

後は一般企業(製薬会社)の求人も多く持ち合わせています。

大手なので、基本的に求人数は多いですし、全国的に網羅するだけの人員もお持ちなので多くの方に利用されています。

なお、転職サービスの質の良さとしては、薬剤師の人材紹介サービス各社との比較における調査で利用者満足度No.1(※4)という結果も出ており、ここまでで紹介したところの満足度も非常に高いことを鑑みると、転職相談や各種サポート力は高いことの裏付けとなっています。

マイナビ薬剤師の特徴等

  • ドラッグストアへの転職が視野に入っている薬剤師
  • 書類の添削・面接対策等を含めた各種転職サポートが手厚い傾向
  • 正社員の求人が大半
運営企業名 株式会社マイナビ
サービス名 マイナビ薬剤師
求人 求人の数はかなり多い。その要因としては全国展開しているというところと、ドラッグストアの求人の多さに起因する部分があります
求人の幅・領域 求人の幅はそれなりに広いが正社員限定です。ただ、大手ということもあり、転職先業界の幅は広く、特に強いのがドラッグストア、後は企業の薬剤師求人も他のエージェントに比べると豊富です
サポート力 親身に転職相談を行ってくれるという評判が多く、満足度は高い傾向。ドラッグストアの転職の場合、かなり数が多いので、自身でマッチする求人を探すよりも、各ドラッグストアに精通しているエージェントに情報提供してもらうことでミスマッチは防げるでしょう
厚生労働大臣許可(職業紹介・派遣) 13-ユ-080554
特徴補足 ドラッグストアの求人はトップクラスかと思います。大手なので企業の求人も多いですし、看護師向けの転職支援等も行っているので病院の求人もそれなりに保持しています。
なので、ある種万能に対応してくれるのでいろいろ迷っているという方にも良いでしょう。
ただ、希望がハッキリしているケースであれば、それぞれの得意な領域を利用し、ドラッグストアということであればこちらのマイナビ薬剤師が良いでしょう。
住所(東京) 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 24F
※その他全国に多数拠点有

大手ということでサービスの質が安定しているから安心して利用できます。また、取り扱い転職先領域も広いので、ドラッグストアに限らず利用しても問題ありません。


 

希望・悩み別薬剤師の転職サイト・エージェントの比較とまとめ

転職先別、雇用形態別、悩み別に3つの転職サイトを紹介しました。
10サイトも20サイトも紹介しているところがありますが、たくさん利用する必要はなく、1つか2つ登録すれば基本的には十分です。

  • 求人情報について内情まで含めて細かく知りたい
    ファルマスタッフは調剤薬局だけでなくその他の転職先もしっかり現場を見て、聞いて情報収集しており情報が蓄積されているから選考に役立つ情報が得られるのはもちろん入社後もギャップなく転職が可能
  • じっくりキャリア相談がしたい
    マイナビ薬剤師は転職相談に力を入れており、転職の相談に定評があります。相談だけでなくもちろん面接対策等も手厚いので安心して転職活動したい薬剤師におすすめ。
  • 電話でサクッと済ませたい
    薬キャリAGENTは電話によるカウンセリングを行っており、負担なく転職相談が可能です。電話だからといって質が悪いということはありません。
  • 派遣で働く薬剤師は必ず登録したい!
    ファルマスタッフは派遣求人トップクラスであり勤務先も詳細に教えてくれるから働きやすい職場が見つかります。また、研修・教育等のコンテンツも充実しているからスキルアップ・キャリアアップも可能。
  • パート・派遣どちらでもおすすめ
    薬キャリAGENTなら現在のご状況に合わせた働き方と勤務先が見つかりやすい。

どこを利用するか迷ったら

転職サイト選びに迷う薬剤師

転職サイトそのものは3つしか紹介していないのですが、いろいろと細かく記載したのでかえって迷わせてしまったということも有るかもしれません。

その場合は、ファルマスタッフ薬キャリAGENTの2つに登録しておきましょう。

どちらも薬剤師の転職実績が豊富でトップクラスの2つなので、基本的に間違いがありません。

迷って時間を浪費したりたくさん登録して管理が面倒になるくらいなら上記2つ、もしくはどちらかだけでもまずは利用してみると良いでしょう。

薬剤師におすすめの転職サイト・エージェント簡単まとめ

上記で薬剤師が転職を成功させるためのポイントについて記載いたしましたが、転職エージェントの選び方にも困っているという声も多いことから、改めてエージェント情報についてまとめておきます。

薬キャリAGENT
※初めて転職される場合や、どこに登録するか迷っているなら、エムスリーキャリアの薬キャリAGENTはおすすめです。
製薬会社や病院の求人に強く、それでいて地域密着型の薬局などの求人までカバーしているので、業界・勤務形態・地域に縛られず転職先を探すことができます。
エージェントの方の対応も丁寧で、レスポンスも早いため、薬剤師の転職において、全般的にかなりおすすめです。

マイナビ薬剤師
※大手人材会社が運営している転職エージェントサービスということもあり、安心して利用することができます。
大手と言うこともあり、求人数は豊富で、尚且つ求人先企業に対してしっかりヒアリングを行っているので、転職先の職場の様子や雰囲気等の実態を良くしることができます。
転職先の雰囲気等が気になる薬剤師にとって、満足のいく転職をサポートしてくれる転職エージェントです。

ファルマスタッフ
※職場の雰囲気のみならず、転職先の経営状況や残業などの忙しさなど、デメリットな情報もきちんと教えてくれる転職エージェントです。
特に調剤薬局の求人・転職に強い印象があり、他では紹介されなかった高年収帯の求人も紹介いただけたので、調剤薬局への転職を中心に考えている方や、高収入の求人に興味のある方は登録しておきましょう。
派遣にも強いので、派遣での就業を考えている方にもおすすめです。


<上記には登録しているが合わなかった方向け>
おすすめ以外の転職エージェントや転職サービスも紹介しておきますのでご参考ください。

薬剤師求人.com
※薬剤師の転職サイトや転職エージェントを紹介してくれるサービスです。どうしても決められないケースでは利用を検討してみましょう。あなたの悩みに適したサービスを紹介してくれます。また求人そのものも見つけることが出来るサイトです。

ジョブデポ薬剤師
※条件はありますが転職成功により最大40万円が支援してもらえる薬剤師の転職サービスです。8万件を超える多彩な求人数と年間2万人の利用実績があり、お祝い金だけでなくしっかり良い求人先を見つけるという点でも良くなっています。ただし、サポート力はかなり劣るので自分で転職活動が問題無く出来て、どうせ転職するなら最終的に収入があった方が良いという方が利用すると良いでしょう。

・薬剤師ベストキャリア
※意外と歴史は長く20年以上も薬剤師の転職支援を行っている会社なので情報量もノウハウも結構良いものをお持ちでした。
また、対応も非常に丁寧です。キメ細かいサポートをしてくれる一方で求人数そのものは上記までで紹介した大手転職会社には劣りますので複数利用は必須かもしれません。ただ、キャリア相談や転職サポートには定評があるので登録はしておきたいところですね。

薬剤師が転職エージェント・サイトを利用して転職するメリット・デメリット

薬剤師が転職サイトを利用するメリットとデメリット

薬剤師は他の職種の方々と比べれば年収は高い方ですが、勤務先業界によっては昇給が少ない・ほぼないといった状況になることもあります。
また、劣悪な職場環境もあるため、こういった待遇改善等においてはエージェント利用のメリットは大きいと言えます。

その他の事項としてあげられるのが、以下が代表的なものとして挙げられます。

薬剤師転職エージェント利用のメリット

  • 面接日程・見学日程調整の手間が省ける
  • 求人のサーチを代わりに行ってくれる
  • 年収等の各種条件交渉や確認を行ってくれる
  • 転職先企業・薬局・病院等の内情を詳しく知ることが出来る
  • 各種面接対策・選考対策が充実している
  • 応募書類の書き方のポイント等が教えてもらえる

一方で、デメリットとしては強いてあげれば以下のようなものがあげられます。

薬剤師転職エージェント利用のデメリット

  • エージェント担当者と相性が合わずかえって手間がかかるリスクはある
  • ダメもとでのチャレンジが出来ないケースがある(エージェントさんは企業側から報酬をもらっているので、マッチしない方をダメ元で紹介すると企業側からマイナス評価をされることもあるため紹介に慎重になるケースも多い。ただ、それ故ミスマッチは少ない。)
  • 登録したエージェント担当者の質が悪いケースがある(エージェントさんに限らず、どの企業にも質の良くない担当者というのは存在しています。この辺りは運の要素もあります)

個人的に転職エージェントを活用する最大のメリットは、転職先の内情や雰囲気を知ることが出来た点と面接のポイントについてレクチャーしてもらえることとなります。

選考においても事前情報があるだけでこちらの準備も楽になりますし、気持ちの部分も少し余裕が持てるので、結果的に自分で受けるよりも通過率は高くなりました。

転職活動に慣れていない方などは基本的に転職エージェントに相談しておいた方が良いと感じます。

ただ、全てのエージェント担当者さんが質が良いとは限らず、上記で記載した通り万一良くない方が担当になってしまったケースでは、サポートセンター等に担当を変えてもらえないか問い合わせる、あるいはエージェントそのものを変更しましょう。

もっと深く知りたいケースでは以下の記事などもご参考ください。

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薬剤師が転職で失敗しないために押さえておくべきポイント:転職エージェント任せではうまくいかないことも

薬剤師が転職に失敗しないためのポイントとエージェント任せにしないことについて

転職エージェントを利用すれば転職失敗のリスクは軽減できますが、エージェントだけに任せておけばよいというものでもありませんので、少しでも転職成功の確率を上げるために押さえておきたいことを見ていきたいと思います。

自身でもある程度転職に対する心構えは作っておきましょう。

今の職場を辞めたい理由の明確化をしよう

今の仕事が天職だ、といえる人は残念ながらほとんどいません。

みな何かしら不満を持っているけど転職をするほどではないかな、といった度合いでいるのが通常です。
そもそも転職すること自体が面倒ですし、転職に失敗してしまったときのことを考えるとなかなか転職に踏み切れないものです。

ただ、それにも関わらず転職しようと思うからにはそれなりの理由があるはずです。

なので、まずはなぜ転職をしたいのか、具体的な要因を考えてみてください。

漠然となんとなく今の職場が嫌だから、という感情論はやめておきましょう。
なぜ嫌なのかというところまで突き詰める必要があります。

このステップを軽く見ていると円満な退職や転職時の面接で苦戦するのはもちろんですが、転職後の仕事についても不満を覚え、すぐに転職したくなり、転職を繰り返してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

辞める理由を明確にするのは、転職活動そのものにも重要な事項ではありますが、そもそも転職をするべきかどうか判断する上でも重要ですし、転職先を決定する上でも大切な事項になりますので、面倒でもこのステップは決して飛ばさないようにしましょう。

転職先に求める条件の明確化

やめたい理由がわかれば、自然と次の転職先に求める条件が明確になってきます。

転職検討理由が年収であれば、年収の最低限の金額を決める。

休日や福利厚生が理由であれば、それが備わっていることを最低条件とする、といった感じです。

優先順位で考えるなら、最上位は絶対譲れないいくつかの条件、下に行くほど妥協できる条件となり、ランク付けを行います。

年収はいくら以上が必須だが、その分残業が月30時間までであればあっても構わない、といったようなものです。

自分の中での条件の優先順位をあらかじめ決めておくと転職活動中に目移りしたり、絶対譲れない条件を外してしまって転職後に後悔することを防ぐことができます。

情報源を一つに絞らない

どの業界にも有名企業というものがあります。

しかし、そこで間違えてはいけないのは世間的に知られている有名企業=ホワイト企業という勘違いをしないことです。

ここでいうホワイト企業というのは一般的な残業がなくて休みが多い、といっているものではありません。

あなたにとってのホワイト企業である、ということです。

例え人に言えばうらやましがられる転職先であっても、あなたに合わなければその企業はその人にとってブラック企業となり得ます。

老舗の会社、CMでもよく見る有名な会社は家族に安心感を与えるため、条件よりもネームバリューを優先にするパターンもありますが、必ずそのような会社の一面だけを見ずにその企業に関する過去のニュース、転職エージェントなどを通じて複数ソースから情報を引き出すようにしましょう。

また、口コミサイトの情報を信じてしまう方も多いのですが、不確かな情報もかなり多いため、こちらも一つの情報源として、総合的に判断する材料の一つとするのが良いです。

条件設定は大事、でも固執してもだめ

上記で転職で実現したい条件の優先順位付けのお話をしました。

ただ、確かに条件を念頭に置いた転職活動は大切なのですが、それに固執しすぎると、あなたの頭の中になかった興味の持てる求人案件を逃してしまうこともあります。

絶対に譲れない条件や絶対にこの仕事、この会社がいい!と決まっているのであればこだわりを持つこともいいのですが、できれば・・・といった程度の条件は参考条件くらいにしておきましょう。

案外自分の思わぬところで良い会社や仕事とのマッチング機会がある可能性もあります。

転職エージェント等に相談する際に、自分の性格や好みを伝えてみて、客観的な立場から逆にどのような職場があっているか聞いてみてもいいでしょう。

案外掘り出し物の求人がヒットしてくるかもしれません。

転職のリスクを理解する

転職は出戻りなどの特殊な状況を除き、基本的に全く別の環境で仕事をすることになります。

例えば、現在勤務している調剤薬局から別の調剤薬局へ転職するケースにおいて、同じ調剤薬局でも店舗や会社が変われば勤めている人も変わります。仕事の仕方も変わってくるので、それに対応していく必要があります。

同じ仕事だから経験を生かせる、ということは確かですが、職場の人間関係や雰囲気、環境、細かな企業ルールは異なりますので、全く同じように仕事ができるわけではありません。

場合によっては初めての仕事のように感じてしまう可能性がありますし、経験豊富な分野でも先にいる年下の従業員の下について学ぶことになるかもしれません。

そうした転職における心配事項やリスクに感じることがありそうであれば、事前に転職エージェント等に聞いておくと良いでしょう。

ある程度各会社の情報と言うのは把握しているので、どういった特徴があるのか教えてもらうことができます。

また、逆に未経験の分野への転職においても注意が必要です。

新卒の時のように手取り足取り教えてもらえることを期待していくと、失敗する可能性もあります。

その企業の文化にもよりますが、教育制度が整っていなかったり、属人的だったりするので、自分から積極的に学んでいく姿勢が必要な職場も多々あります。

ある程度教育体制が整っている職場で働きたいと考えているのであれば、こうしたケースにおいても事前に転職エージェント等からしっかり情報収集しておいた方が良いでしょう。

転職のタイミングと注意点

転職のタイミングそのものは自分が後悔しないタイミングを見極めましょう。

今すぐにでも!と勢いだけで動いてしまうと、有休消化ができなかった、ボーナスをもらい損ねた、といった後悔が生まれる可能性があります。

基本的に就業していた期間に換算してボーナスは入りますが、ボーナス支給の規定は会社によってルールは異なりますので注意しましょう。

また、退職金制度もあるので、どの程度在籍していれば退職金が支給されるのかなども確認しておきましょう。
あと1週間在籍していれば退職金が貰えたのに、、、というケースもあったりするので、その程度あればうまく調整すれば貰うことができますので、見落としの無いよう注意したい部分となります。

また、会社によっては退職の意思を1カ月以上前に会社に報告することを就業規則に入れている会社があります。

法的には2週間前に伝えれば問題ことにはなっていますが、円満退職を目指す上でも極力会社の決め事は守るようにしましょう。

その他の部分でも会社独自のルールがある可能性はありますので、少しでも転職という文字が頭をかすめたら会社の規則に目を通しておくとよいかも知れません。

こうしたことが問題になるケースはほとんどありませんが、一般的な会社であれば、入社時に規則について説明されていて、さらに承認のサインをしているはずなので、知らなかった、は通用しませんので注意しましょう。

頼るべきは転職サイトや転職エージェント?自分自身でもしっかり転職先を見極める意識が必要

転職を行う際には転職サイト・転職エージェントの活用がおすすめですが、エージェントに頼りきるのはやめましょう。

もちろんエージェントの方は求人を出している企業の人事担当者や採用先の部署の上司と直接会って情報収集をしていますし、多くの薬剤師の転職支援をしている関係上、転職先の内情についても詳しい傾向にあります。

そのため、転職エージェントに登録し、情報収集すること自体はとても有意義なことでしょう。

ただ、エージェント自身は薬剤師として実際に現場で働いた経験はありませんので、あくまで聞いた情報を客観的に判断しているだけです。
また、あなたの価値観を100%理解できるわけではないので、提案してくれる求人があなたにマッチするとは限らず、多少ズレが生じるリスクというのはあります。

そのため、エージェントを活用して情報収集しつつも、あなた自身がしっかりと転職先を見極めていく姿勢も持つ必要があります。

求人票をチェックし、実際に面接に行き求人先企業の担当者と話をしていく中でしっかりと見極めていきましょう。

そのような中で、確実性が高いのは直接その職場を見に行くことです。

調剤薬局やドラッグストア、病院などであれば直接その店舗や施設に行ってみるのが良いでしょう。

職場のきれいさや従業員同士の雰囲気や接客、服薬指導のやり方など転職先候補を下見することができます。

裏側まではなかなか見ることはなかなか難しいかもしれませんが、従業員同士のやり取りや忙しさ、客層などといった部分を垣間見ることができるでしょう。

職場を事前にチェックするのが難しいのが製薬会社等の一般企業です。

直接確認するのは難しく、勤務しているのが薬剤師とは限らないことから知り合いを通じて内部状況を知る、というのも難しいです。

こうしたケースでは、転職エージェントを通じて情報を得るのが良いでしょう。

場合によっては特別に会社見学、工場見学ができる可能性があるので、一度転職サイトのエージェントなどを通じて見学が可能かどうか確認してみると良いです。

面接時に、ついでに職場を見せて頂く場を設定してくれることもありますので、そうした場を設定してもらえるかどうか確認しておくと良いです。

大きな工場などであれば職場を見られる一般通路などが設置されている場合もあるので是非一度確認してみてください。

薬剤師の転職マーケットは売り手市場だけど

転職すること自体が一般的になってきているうえに、転職市場は売り手有利の状況が続いているので、転職すること自体は簡単になってきています。

しかし、だからといってリスクがゼロということではありません。

十分に情報収集を行うことでそのリスクを最小限にとどめ、転職を成功に導くことができます。

なぜ転職したいか、いつ転職すべきか、次の転職先に何を求めるのか、きちんと整理してから転職を行うことが転職の成功に向かう一番のポイントになります。

転職サイトに登録しても現職に影響はなく、在職中にも転職活動そのものは可能なので、実際に転職するかどうかは置いておいて、転職エージェント等を通じて情報収集を行うのも良いでしょう。

ぜひ情報収集をしっかり行い、じっくり考えたから後悔のない転職を行いましょう。

転職エージェントの活用で避けられる薬剤師の転職失敗事例

薬剤師に限らず転職失敗事例というのは多数存在しております。
避けられない失敗というのももちろんあるのですが、大半が転職エージェントを利用し、しっかり情報を取得しておけば防げるものだったりします。

そうしたことも踏まえて、本サイトでは薬剤師の転職失敗事例等も多数集めております。

以下よりご参考頂けます。

薬剤師の転職失敗事例を見る

転職成功のために持つべき意識

上記まででも何度か記載しておりますが、転職に失敗しない・成功させたいと思う場合、転職エージェントを利用して情報を得ることは重要です。
ただ、転職エージェント担当者が本当に心の底からあなたにマッチすると思う職場を提案していても、あなたとは価値観が違ったりすることもあるため、実際のところはあなた自身の目・耳でチェックすることも重要となります。

薬剤師転職成功のためのポイント

      面接時や見学時に薬局長とできるだけ会話をして雰囲気を探っておく
      医療事務さんと薬剤師の関係性を確認する
      本当の残業時間を面接時にきちんと確かめる
      薬歴のたまり具合をちらっと横目で確認しておく

転職先業界にもよりますが、調剤薬局であれば周囲の医療機関が閉まらないと閉店できないなどもあるため、実質の労働時間が求人票などと異なるケースもあります。
こうした情報はエージェントからももらえることが大半ですが、あなた自身も意識を持ち様々な面を確認するようにしましょう。

下記で詳細に説明しておりますので気になる方はご覧ください。

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薬剤師が転職エージェントを利用して良かったと感じている割合は70%以上と高く利用メリットは高いと言える

薬剤師の転職エージェント利用満足度:73%の薬剤師がエージェントを使ってよかったと感じている

サンプル数は少し少ないですが薬剤師で転職をしたことがある方向けに転職エージェントを利用して良かったかどうかの調査を行いました(2021年3月1日から3月13日にかけて実施)。

73%の薬剤師の方がエージェント利用に満足していることから、まず前提として転職においてエージェントを利用する価値は高いことが考えられます。

薬剤師の転職エージェント利用満足度調査
満足した 23%
やや満足した 50%
やや不満 18%
不満 9%

薬剤師向けの転職サイト・エージェントの数は非常に増えているというお話をしましたが、それ故質の悪いエージェントも一定数存在しており、その対応に満足できなかったという方も一定数いらっしゃいます。

ただ、その一方で、良いエージェントに巡り合えたという方、あるいは多少なりともエージェント利用しておいて良かったと感じている方もたくさんいらっしゃいます。

ここでは過去に薬剤師の方で転職サイトやエージェントを利用して転職活動を行い、どういった点で満足できなかったのか、あるいはどういった点が良いと思ったのか、満足したかた、満足できなかった方双方に意見をうかがっておりますので、これらを加味することでより一層効果的にエージェントが活用できるかと思いますので、利用者の声として是非参考にしてください。

なお、エージェントの悪い点というのは時の流れとともに改善傾向にはありますので、そこは補足としてフォローを事前に入れておきます。

性別 年齢 満足度 理由や評判・口コミ
男性 50代薬剤師 満足した 対応が早くこまめに連絡をくれた。面接等もこちらの都合に合わせてくれるように調整してもらえて満足できた。
女性 30代薬剤師 やや満足した 最初はこまめに連絡をくれ対応も親切だったので満足していましたが、徐々に連絡が途絶えたり応募を急かされたりするようになったのがややマイナスポイントとなりました。
女性 30代薬剤師 満足した 初めての転職で不安でしたが親切丁寧に対応していただきました。面接で採用されるポイントや職務経歴書の書き方についてもデータを送っていただき参考になりました。紹介された求人では自分の希望勤務時間より少なく悩んでいたところ、単発派遣薬剤師の紹介をされました。空き時間を利用して単発派遣薬剤師として働くことも可能だと教えていただき今後の働き方について考えさせられました。
女性 20代薬剤師 やや満足した 登録してすぐに、電話がつながる都合がいい日のメールを送信するようになっており、すぐに電話で転職条件についての話を聞いていただけました。

在宅希望の薬剤師業務だったため、複数社利用しましたが、そのような仕事は紹介できないとなってしまいました。しかし、とても丁寧な対応でした。

女性 30代薬剤師 やや満足した 初めは、少しでも参考程度になればいいなと軽い気持ちで利用してみましたが、詳しい情報をいろいろ教えてくださって期待以上でした。
女性 50代薬剤師 やや不満 雇用契約の段階までは何度も詳細に連絡を下さりコミュニーケーションも上手く取れて何箇所かダメ出ししたにも関わらず嫌な顔をせず付き合って下さってゴリ押しする事も無く問題無くスムーズに行き良い転職が出来たと満足していましたが、実際に勤め始めてみると数ヶ月後にいきなり人手が足りないという事で入社時の条件とは異なり他店舗へのヘルプや管理薬剤師などの役職の話が持ち上がった為。
女性 30代薬剤師 やや満足した 夜勤なし、賞与ありを希望していましたが、担当者が希望にあった求人票を幾つか紹介して頂き感謝しています。
男性 30代薬剤師 やや満足した アドバイザーの方がほんとうにしっかりとされており、前の職場の問題点などをしっかりと話をしてそれを踏まえたうえで新しい職場を紹介していただきました。
男性 30代薬剤師 やや満足した 電話やメールの頻度が多くて少し嫌だなと思ったが、こまめに連絡をとってくれて心の支えにはなったので転職エージェントを利用してよかったなと思いました。
女性 40代薬剤師 満足した 良かった点は、私が望んでいた勤務地の病院をピックアップして紹介してくれたことです。転職をするうえで、もっとも希望に見合った現場で働けるのはモチベーションを高められるので、その願いを叶えてくれたのは嬉しかったです。
男性 40代薬剤師 やや不満 男性でパート希望となのは珍しいのか?正社員を進められるが、管理職はしたくないので正社員は希望しないと言ったら、連絡が来なくなる。
男性 20代薬剤師 やや満足した 金銭面などはしっかりと話してくれたのはよかったのですが、その薬局での仕事のやり方が今とどう違うのか等をもっと詳しく教えてほしかったです。
男性 30代薬剤師 満足した 登録後からすぐに条件を聞いていただいたりマッチングをしてくれたりなど仕事が丁寧で早く満足した
男性 30代薬剤師 不満 事前に通院歴がある場合は伝えるようエージェントに言われ、精神科への通院歴があると伝えたところ、全ての希望施設から面接を断られました。

上司のパワハラが原因で通院していたのですが、ただ機械的に通院歴があると相手に伝えるのではなく、その理由もうまく説明してほしかったです。

男性 30代薬剤師 やや満足した 良かった点

面談を実施していただき、コロナ禍での現状の求人状況を教えていただきました。合わせて自身のスキルも細かく聞き取りより良い求人がないか検討していただきました。また初回は見学会という形で店舗見学も行うことができ不安を解消できました。

女性 40代薬剤師 やや満足した 担当者から連絡すると約束した日を過ぎても連絡が来なかったり、メールをしても返信が遅かったりしたときに不安を感じました。

エージェントを利用することによって自分で探すことができない求人情報が多く得られたり、担当者に相手先への給与・仕事内容などの条件交渉を依頼できたことはとても良かったです。

男性 30代薬剤師 やや不満 病院への転職を希望しているにもかかわらず、調剤薬局の求人ばかり転職された。話し方は柔らかく、丁寧だったので、余計に残念。
女性 40代薬剤師 やや満足した 自分では探しきれないので、希望した通勤時間に合う職場を探してくれるところは満足でした。

調剤薬局で具体的に希望する科については、あまり聞いてもらえなかったように思います。

女性 30代薬剤師 やや不満 最初に登録したところの担当者に転職先に求める希望をしっかり伝えたつもりだったのですが、まったく興味のない求人ばかり紹介されました。勤務地も違えば職種も違うものばかりで、結局違う転職サイトに登録しなおしました。
女性 30代薬剤師 満足した 転職サイトに登録する事で、迅速な対応が受ける事が出来たのでスピード感があり転職への背中を押して貰えました。

また希望の条件をかなり細かく聞き取りをして貰えたので理想に近い薬局を紹介して頂け、無事に転職出来、満足できました。

女性 50代薬剤師 やや満足した とあるエージェント担当者とメールでやりとりしていたのだが、明らかにメールがテンプレートの使い回しで、何度も名前が間違えていた。

個別にメールを書くのは負担ということは分かるが、誰とやりとりしているか分かっているのだろうか?という不安があった。

男性 40代薬剤師 不満 転職エージェントの中には、正社員などの常勤求人ばかりでなく、パート勤務者も歓迎といったようなところもあったのですが、実際のところ非常勤求人は極端に少ないところもいくつかあり、不満がありました。

不満足な方の声も紹介しておりますが、これらの情報を事前に知っておくことで、どのような点に注意すべきか等事前にわかる部分も多いかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

特に急かされる、連絡がしつこいといったことを感じるケースでは、エージェント側にきちんと連絡頻度を落としてほしい、しっかり考えたい、と伝えればその後の対応は改善される傾向にあることが多いようなので、もしそういった担当者にあたってしまったら、しっかり伝えてみてください。

とはいえ本ページで紹介したおすすめのエージェントであれば、企業としてしっかりしているので、変な担当者が出てくることはほとんどないかと思います。

薬剤師として転職される方の各種データ

厚生労働省職種情報提供サイト(薬剤師)で公開されているデータを見ながら薬剤師の転職について考えてみたいと思います。
※以下で紹介する数値データは全て職種情報提供サイトから抜粋しまとめたものとなります。

薬剤師の就業先の割合について

薬剤師の就業先割合のデータ

現状においては圧倒的に薬局勤務の薬剤師が多い傾向です。

薬剤師は確かに人手不足であり転職市場は売り手市場と言えるのですが、製薬企業の研究職等は採用間口が狭いなど必ずしも希望する業界へ転職できるとも限らない状況のため、もし企業への転職を検討しているなどのケースであれば、時期・タイミング等も重要となることから転職エージェント等にも登録し、機会をうかがいつつ、どういった経験・スキルが必要なのかなど事前に確認し準備をしておくと良いでしょう。

なお、薬局やドラッグストアへの転職と言うことであれば選択肢は非常に豊富で、労働条件改善から職場の人間関係含めた問題まで解決はしやすい状況と言えるでしょう。

薬剤師の就業先割合のデータ
薬局 57.0%
医療機関 19.0%
製薬会社 14.0%
行政機関 2.0%
大学 2.0%
その他 6.0%

薬剤師として働く方々の仕事の価値観・志向性

薬剤師として働く方々の仕事価値観

これといった特徴はありませんが、薬剤師に限らず医療・福祉に関わるお仕事をされている方々は社会貢献性に満足されているケースが非常に高い他、専門性という部分で非常に高い満足度を得ている傾向です。

その他、薬剤師の場合ですと、待遇も通常の職種よりも良いので満足度が高い傾向です。
離職が激しい職種になると、待遇の満足度がやはり低い傾向にあり、そういった意味では薬剤師は良い条件で働ける先が多いと言えるでしょう。

薬剤師として働く方の仕事価値観
達成感 3.5
自律性 3.4
社会的認知・地位 3.6
良好な対人関係 3.8
労働条件 3.8
労働安全衛生 3.8
組織的な支援体制 3.1
専門性 4.1
奉仕・社会貢献 3.9
私生活との両立 3.3

薬剤師の仕事内容

薬剤師の仕事・タスク実施率のデータ

基本的には調剤業務に従事されている方が多いため、調剤関連業務に従事される方が多いのが必然となっています。
病院薬剤師や製薬会社での実験・研究等に携わる薬剤師は数としては少ないため、こうした割合になっています。

調剤薬局から製薬会社への転職など、別領域への転職を検討する際は、ご年齢などにもよっては難しいケースも有りますが、一度転職エージェントなどに相談してみるのも良いかと思います。

薬剤師の仕事・タスク詳細と実施率データ
仕事・タスク内容 実施率
薬品の相互作用・副作用・服用量、取り扱いや保管などについて、患者からの質問に答える 83.6%
処方箋の内容確認を行い、疑問があれば医師に問い合わせを行う。 79.1%
処方箋に基づいて薬品の計量・計測・混合をする。 79.1%
患者への投薬状況を記録し、相互作用などのチェックをする。 76.1%
処方箋に基づいて薬品の包装やラベルの貼付をする。 62.7%
規定に従って薬品の安全管理と品質保持、廃棄を行う。 62.7%
医師や看護師に対して薬品の用途や特徴、副作用・治療効果に関する情報を提供 52.2%
医薬品の安全性情報、適正使用情報を収集、評価、分析し、安全性を確認 37.3%
薬事関係の許認可手続きや監視指導 23.9%
治療薬および診断検査薬の開発や実験、製造工程の管理 9.0%

薬剤師は平均年収高く有効求人倍率も高く売り手市場のため待遇面の希望は転職により叶えやすい

以下は全国平均として掲載されていたデータとなりますが、平均年収は比較的高い方であり、労働条件としては良い職種と言えます。

ただし、数字では見え難いご自身の希望が叶うという意味ではなかなか難しいケースも多く、転職される方も少なくありません。

無意味に転職を繰り返さないためにも情報収集を事前にしっかりした上で転職活動されることをおすすめします。

なお、現時点で有効求人倍率が3倍以上との表示になっていますが、これは薬局・ドラッグストアでの人員不足が大きいため、製薬会社・病院薬剤師等のポジションは必ずしも人手不足であるとは言えない(薬剤師職において)ことから、タイミングも重要となってくるので、募集があった際にすぐに連絡がもらえるようにエージェント等に登録しておくと良いでしょう。

ちなみに、薬局・ドラッグストアも昨今は条件は非常によいところは増えており、人気の職場も多いため、こうしたジャンルにおいてもより良い職場へ転職するにはエージェントなどを通じて日々情報収集をしっかりされることをおすすめします。

薬剤師の就業者の基本データ
薬剤師の就業者数 218,740人
労働時間平均 162時間
平均年収 565.1万円
平均年齢 41.2歳
有効求人倍率 3.35倍

※いずれも厚生労働省職種情報提供サイトの数値を引用


薬剤師の求人・転職サイト比較ランキングは気にする必要はない

薬剤師の転職サイト・求人比較

薬剤師の転職マーケットは活況であり、薬剤師が活躍できるフィールドは意外と幅広く、調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬会社など転職先は豊富にあります。
その一方で転職先業界によりキャリア構築も異なってくることからその選択は重要です。

また、各業界先でも薬剤師の求人は膨大にあり、自分で求人情報を集め分析するのはとても大変です。
ドラッグストアや調剤薬局なんかはコンビニと同じかそれ以上と言われており、その多さがやや問題にはなりましたが、いずれにせよ良い職場かどうかは別にして求人は山のようにあります。
そのため転職サイトに登録してエージェントさんから求人に関する情報を得る薬剤師の方は多くなっています。

ただ、薬剤師の場合転職サイトの数自体も非常に多くなっており、100~200サイト程あると言われています。
そのため、求人を探す前に転職サイト選びで迷ってしまう方も少なからずいらっしゃるようです。

薬剤師の人数自体は年々増えているもののそれほど多くないのですが、転職される方も多いことから転職サービスが乱立されている状況となりました。
薬剤師不足が続いていることから企業側からの採用ニーズも高く転職サイトが年々増え続けているという背景もあるでしょう。

おすすめランキングといった形でどこが1位、2位といった形で紹介しているサイトもありますが、基本的に求職者であるあなたの置かれた状況や要望、悩みなどにより利用すべき転職サービスが異なってくることも多いので一概にどこが一番良いとは断言できません。

なので、そうした悩みや要望に合わせてどこの転職サイトを利用すべきかを検討されると良いでしょう。

薬剤師が転職する理由から転職サイトを検討する

薬剤師の転職理由は様々ありそれにより利用すべき転職サイトは異なる

薬剤師の転職理由は人それぞれですが、共通して多いのが人間関係であったり職場の環境・雰囲気に関するものです。
例えば、ドラッグストア等では慢性的に薬剤師が不足している傾向にあり、忙しさから人間関係がギスギスしたりパワハラなどに繋がって離職に転職に至ってしまったりといったケースも見受けられます。

また、転職先によっては昇進や昇給が望めないケースも増えており、待遇改善を求めて転職する薬剤師も結構多くいます。

こうした職場環境の悪化から転職を考えるのですが、転職した先も人間関係が悪くて、、、といった形で情報収集不足により転職に失敗し、何度も転職を繰り返してしまうという方も意外と多くいらっしゃいます。

この他、キャリアを構築していく上でのステップアップやキャリアチェンジ(例えば製薬会社で働きたい、大手で働きたい等)を理由に転職される方も多くいらっしゃいますが、思っていたものと違っていたという薬剤師の転職失敗例もございます。

以上のことからわかる通り、転職に際してはしっかりとした事前の情報収集が重要だということです。

そして、転職サイトが無数にある理由として、各転職会社ごとに得意としているものが違っていることがあり、例えば、薬剤師が製薬会社へ転職するのに向いている転職サイト、ドラッグストアへの転職に強みのある転職サイト、調剤薬局への転職に強い転職サイト、ワークライフバランス等の労働環境改善に強みのある転職支援会社など各サイトで強みが異なり、そして転職者各々もそれぞれ悩みや希望が異なるので、利用した方が良い転職サイトが異なってくることもあります。

ここからは、転職経験の浅い薬剤師の方もいらっしゃるかと思いますので、転職サイトやエージェントを利用するメリットや利用の流れ等も簡単に見ていきたいと思います。

転職活動の流れや転職エージェント利用の流れ

薬剤師転職サイト利用の流れ
基本的に登録すると転職サイトの担当者から連絡があるので、その指示に従っていけば問題ありません。
また、転職活動の流れもその際にきちんと丁寧に教えてもらえます。
ここでは簡単にざっくりと記載させていただきます。

  1. 転職サイトに登録
    ※利用は無料です
  2. 転職面談・キャリアカウンセリング
    ※あなたの悩みや希望をエージェントさんが聞いてくれます
  3. 求人紹介・求人応募
    ※スキル・経験・希望・悩み等いろいろ総合して検討してマッチする求人の紹介をしてくれます。必要に応じて応募書類の作成も補助してくれます
  4. 面接
    ※日程調整から面接対策、面接同席、職場見学といろいろとお世話してくれます
  5. 内定・入社
    ※条件交渉から入社日交渉、聞きにくい事項の確認など嫌なことは全部やってくれます

薬剤師の転職先別求人動向

薬剤師転職先別求人動向

薬剤師の転職マーケットはどちらかと言えば売り手市場(転職者有利)な状況がずっと続いており、診療報酬改定やコロナ以降もこれは変わっていません。

そんな薬剤師の転職市況や動向について、本ページでは薬剤師の転職先別にどのようなサイトを使ったらよいかは紹介しましたが、そもそも各業界がどのような状況なのか、求人の動向はどうなっているのか見ておきましょう。

薬剤師の調剤薬局への転職求人動向

薬剤師の調剤薬局への転職動向
今やコンビニや歯医者さんよりも数が多いと言われる調剤薬局(※衛生行政報告例の概要:厚労省より)ですが、大手グループの薬局から個人店、各種病院近くと様々あります。
それぞれごとに採用状況が異なるため、簡単に見ておきましょう。

大手調剤薬局はそこまで超売り手というわけではない

大手の場合、順調とまでは言いませんがそこまで採用に苦戦しているという状況では無いため、必ずしも求職者の方が有利に転職活動をすすめられるというわけでもない状況です。
薬剤師に限らず転職・就職に安心感を求める人が増えており、大手を志向する薬剤師が多いことから一時の超売り手市場から普通~売り手市場ぐらいの様相です。
ただ、依然として転職はしやすい状況にあるのは間違いありません。

小規模・中規模薬局は採用に苦戦している

一方で、小規模調剤薬局は採用に困っているところが多いです。
待遇という面では一概に悪いわけではありませんが、上記で記載した通り先行きの不安、後は福利厚生や教育体制という面では大手に劣る印象があるため避けられる傾向にあります。

ただし、待遇や労働条件面で見ると大手よりも良いところは結構あるので、転職理由によっては中小規模の方が合うケースも多くあります。

地方は薬剤師が不足

地方の調剤薬局は人手不足が顕著である傾向もあり、都心部よりも待遇を良くしているケースがあります。
そのため、引っ越し等も可能であるならば、少し広めに求人を探すことでピッタリハマる良いところへ転職できる可能性もあります。

同じ薬局でも採用意欲や難度が違うことを説明させていただきましたが、転職後でも大きく違いがあり、総合病院の門前薬局なのか単一科目診療の門前薬局なのか、あるいは個人薬局なのかといったところで働き方やキャリア、待遇は大きく変わってきます。

同じ調剤薬局でも経験できることが違ってくるのでこの辺りをもう少し詳しく知りたい方は以下もご覧ください。

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また、具体的に転職をお考えの際は上記で記載した通りファルマスタッフなどから情報を取得しておくと良いでしょう。

薬剤師の病院への転職動向

病院薬剤師の転職動向

病院薬剤師として勤務するのは他の業種と比べると難易度は高く、相応の条件が整っており対策して臨む必要があります。

現状薬剤師を積極的に欲する病院はそこまでたくさんあるわけではないという状況なのと、ある程度若手が欲しいと思っている病院が大半なので、必然的に転職市場という点で見ると難易度は高いです。

なので、病院勤務をお考えの場合はしっかりエージェント等から情報を取得し、求人が出た際に紹介してもらえるよう準備をしておきましょう。

なお、調剤薬局同様に同じ病院でもその機能は様々であることから、どこで働くかによってキャリアは大きく異なってきます。
そのためキャリアという視点でもどのような病院に勤務するのが良いのか情報収集を行いましょう。

以下は調剤薬局から病院へ転職することを念頭においた記事ですがご参考ください。

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薬剤師のドラッグストアへの転職・求人動向

ドラッグストアの転職・求人動向

ドラッグストアの求人はどの転職サイトにも比較的多く掲載されており、ある種超売り手市場と言っても良いでしょう。

ただし、調剤併設型ドラッグストアや最近ですと24時間対応の店舗が増加していることが背景としてあるので、そういった部分での薬剤師不足という観点で見ると必ずしも条件に合う求人が見つかりやすいというわけではありません。
また、OTC業務の需要は減少傾向にあります。

昔はドラッグストア勤務を避ける薬剤師が多かったのですが、現在では調剤業務の需要と第1類医薬品販売の観点から薬剤師資格者の需要は高まり、待遇も悪くないことから勤務者は結構増えています。

数多あるドラッグストアから自身の希望に合致するものを探すのは困難なので転職サイトに登録し、良い転職先を紹介してもらえるよう準備を行いましょう。

ドラッグストアへの転職についてもっと詳しく知りたい方は以下もご参考ください。

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薬剤師の製薬会社など企業への転職・求人動向

製薬会社の転職求人動向

製薬会社はご存じの通り転職難易度は高めであり、求人自体がそこまで多くないことから売り手市場とは言い難い状況です。
まず研究や開発職は現在製薬会社勤務で研究成果等が芳しい方を除いてはかなり難しいと言えるでしょう。
ただ、無理なわけではありませんので、転職エージェント等に相談してみても良いかと思います。

また、治験のアレンジを行うCRA等も意外と求人は少なく、転職市場はどちらかと言えば買い手市場と言えるのですが、研究開発程ではありません。待遇も良いので意外と人気です。
ただし、働き方は比較的ハードで出張・残業は多めですので、そのあたりは事前に知っておきましょう。

その他、いずれも他の業種と比べると難しいのですが、学術業務、品質管理、承認申請業務など活躍の場はいくつかありますが、どれも大量採用しているわけではありませんので、こちらも病院などと同様に転職サイトにしっかりサポートしてもらった方が良いでしょう。

製薬会社の場合薬キャリAGENTにまずは相談してみると良いかと思います。

また、以下の記事もご参考ください。

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薬剤師の転職とワークライフバランス

薬剤師のワークライフバランスと転職

比較的忙しいとされる病院業界、人手不足だと言われるドラッグストアなど、各種領域ごとでワークライフバランスのとりやすさは異なりますが、それぞれごとにポイントがあります。

店舗や企業ごとで特徴が異なるのでワークライフバランスを意識した転職をされる際は薬剤師の転職・職務に精通している転職サイトを利用し、内情までしっかり押さえているエージェント担当者さんから情報を得るようにしましょう。

結構差が出るポイントです。

一般論として以下にに薬剤師のワークライフバランスについて解説した記事がございますので、ご覧ください。

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薬剤師の求人情報

薬剤師の求人情報の掲載を行っています。

調剤薬局・ドラッグストアなどハローワークに掲載されているものを含め、求人情報の確認ができますので興味のある方は以下よりご覧ください。

転職エージェント・転職サイトを利用して良かった

転職サイトに登録して良かった薬剤師

転職エージェントや転職サイトに登録することで、職場の詳細やマーケット市況等を知ることができて良かったと感じている薬剤師の方は多くいらっしゃり、本文中で記載したように7割以上がそのように感じています。

転職失敗のリスクを下げ、成功へと近づけるのに必要なことは、確かな情報を得ることなので、まずは転職サイトに登録し薬剤師のキャリアに精通したエージェントに相談をしてみましょう。

薬剤師の転職サイト・エージェント情報をもう一度見る

【参考文献】
本ページは情報の正確性・信頼性を担保するために以下の公的機関等で提供されている情報の参照あるいは人物等に情報提供を頂き執筆しております。

  • 厚生労働省
  • 日本薬剤師会
  • ハローワーク
  • 外資系製薬会社勤務ご経験者
  • 医薬品業界での勤務・転職経験者
  • 調剤薬局勤務及び転職経験のある薬剤師
  • 製薬会社のDI業務経験のある薬剤師
  • (※1)薬キャリエージェントを利用した方におけるエムスリーキャリアが実施した満足度調査アンケート結果を公式サイト(https://agent.m3career.com/service/index)より引用(2022年3月30日時点での表記情報)
  • (※2)はじめての転職で使いたい薬剤師転職サイト、20代30代に強い薬剤師転職サイト、薬剤師のハイクラス転職に強いサイトという日本マーケティングリサーチ機構調査結果をファルマスタッフ公式サイト(https://www.38-8931.com/about/)より引用(2022年30月30日時点の表記)
  • (※3)株式会社メディカルリソースによる自社サービス利用アンケート調査結果(https://www.38-8931.com/about/)を引用(2022年3月29日時点の表記)
  • (※4)GMOリサーチ株式会社による薬剤師の人材紹介サービス15ブランドにおける調査結果の表記をマイナビ薬剤師公式サイト(https://pharma.mynavi.jp/)より(2022年3月30日現在)

【免責事項】
本記事は更新日現在転職を希望する薬剤師の方に向けて、薬剤師の転職エージェントサービスに関して調査を行い、執筆・掲載・更新したものです。本記事の掲載・更新日以降サービスの内容などに変更がある可能性がございますのでご注意ください。また、本記事内で紹介している各企業の転職エージェントサービスの内容や質に関して保証をするものではありません。サービスの詳細や利用に関する事項は各サービスを提供する企業へご確認ください。

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