転職活動で重要視されることの一つに志望動機があります。志望動機の書き方によっては、どんなに優れた人材でも不採用になるので注意が必要です。
では、Webマーケティングにおいてどのような志望動機を書けばよいのでしょうか
志望動機として大切なのは下記の3点を意識することです。
・あなたの経験がどのようにwebマーケティング業務に活かせるのかがわかる
・具体的な目標や将来像が伝わる
・新しい技術に対するアンテナを張っている
それぞれの項目について少し掘り下げて見ていきたいと思いますが、
特にwebマーケティング未経験の方が志望動機の書き方に悩む傾向が多いようですので、どちらかというと未経験の方を意識した内容になりますのでご留意ください。
あなたの経験がどのようにwebマーケティング業務に活かせるのかがわかる
志望動機としてもっとも強いのが自身の実績をもとにした、さらなる成長意欲です。実績があれば、即戦力として採用しやすいですし、webマーケティングの経験が無かったとしても、あなたの経験次第ではマーケティング業務に活かせることもあります。
経験のある方に関しては、他社のマーケティングに関するノウハウを持ち込んでもらえるという点でも大きな魅力となります。
仮にマーケティング業務とは縁がない生活をしてきたとしても、例えばあなたが営業職として活躍してきたのであれば、顧客に対して提案した実績等は志望動機として十分通用するものとして作ることができるでしょう。
現場での業務経験は評価される傾向にあり、モノを売るというプロセスにおいて、実際の業務を行っている経験は十分生かすことができます。
また、普段の生活においても、自分が普段つながっているインターネットの世界に対して、どんな機能があると便利かなどをまとめるだけでもwebマーケティングの一部になります。そうした行動を通じてどのような知見を得たかなどをまとめてみても良いでしょう。今後の成長を期待させることができます。
志望動機を記載する際には、あなたの経験から来る理由がもっとも重要な要素になりますので、しっかりとキャリアを振り返りましょう。
目標や将来像が伝わる
実績や経験を記載するだけでは志望動機として足りません。実績を生かしてどうしたいかを描く必要があります。業界が違うことで新しい視点でマーケティングをみることができるのもアピールポイントになります。自分の強みや前職で評価されていた内容についても記載するとよいです。
未経験の方の場合でも、前職での経験を活かしてどのようなことにチャレンジしたいのかわかるようにしておくと尚良いでしょう。
新しい技術に対するアンテナを張っている
近年のIT・web業界の発展はめまぐるしく変化しています。ITやwebに深くかかわるWebマーケティングにおいて新しい技術を導入したり採用したりすることは非常に重要です。技術者だけが知っていればよいというものではありません。企画などを担当するマーケティングも新しい技術を知っている必要があります。
技術知識にアンテナを張っていて、新しいことにチャレンジしたい!という強い意欲は志望動機としても有効です。
また、プログラミングに関する知識も有用です。ビジネスよりの職種だったとしても、エンジニアやデザイナー等と高いレベルでコミュニケーション能力を取ることが求められる傾向にあるため、最近のwebマーケティング担当者はデザインスキルやプログラミングスキルも比較的高くなっている傾向にあります。
ただし、あまり背伸びをしすぎると実際の面接の時に不整合がでてしまうので、現時点でプログラミング等のテクニカルな部分のスキルが弱かったとしても、学んでいく意欲が面接で伝われば問題ないでしょう。
webマーケティングの志望動機の具体的な記載例
最後に、志望動機の具体的な記載例を見ていきたいと思います。
上記で説明した内容をすべて無理やり盛り込む必要はありません。あなたの経験や実績を軸に、ポイントを絞り、あなたの想いが伝わるように記載しましょう。
このような能力はwebマーケティング業務でも活かせるのではないかと考えております。営業現場で培った実体験に基づく経験・スキルを、webマーケティングの現場でも活かし、御社の事業に貢献してまいります。
Webマーケティング業務は未経験ですが、前職の営業で培ったスキルを活かして活躍できることをアピールしました。
営業として、顧客の課題を解決するために行った、分析や提案業務等は評価ポイントとなるでしょう。また、マーケティングでは、顧客との継続的なつながりを強化していくこともミッションになりますので、こうしたことを意識して働いていたことはポイントになる可能性はあります。
ここで記載した志望動機はあくまでサンプルです。記載した内容を参考に、あなたの言葉であなたの想いを伝えてください。