ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェントは?転職・求人動向についても解説!

通信・ネットワーク系エンジニアにおすすめの転職エージェントや転職動向について解説します。

日々の生活に欠かすことのできないSNSの利用はもちろん、現在良く耳にするAI技術やIoT技術。

これらは高速の無線通信技術が発展してきたからこそ出来た技術です。
インターネットが今後更にどのような進化を遂げるかは、ひとえに、無線通信技術の進歩に掛かっていると言っても過言ではありません。

インターネットの黎明期に、その技術を率先垂範して取り入れたのが日本の産業界でした。

代表的なものとして、電子技術分野と機械技術分野が結びついたメカトロニクス技術では、産業用ロボット大国と称される程、技術立国日本を冠たるものとしました。

通信技術の発展により、産業構造が変わるだけでなく、労働することの意義や生活スタイルが根底から変わる可能性を秘めており、歴史的変革をもたらすと考えられてきました。

IT系基礎技術である通信技術に、AIやIoTがどのように関わっていくのか想像すると、既存の技術分野の枠を超えた、組織や技術が横断的に繋がる時代が到来しています。

それらの相互連関を確実なものにするため、スマートフォンに代表されるモバイル端末の高速通信技術の発展がより重要となってきました。

そのため、これから求められる技術者は、既存の電気技術、電子技術、機械技術、通信技術、半導体技術、それぞれの技術分野の職域を超えた広がりのある技術者が求められる時代に突入しました。

この様な時代の大変革を向かえ、技術者に求められることは、柔軟な発想力で各分野の技術をベースにして、更に個々の技術分野の垣根を越えた横方向関連技術が相互に連携することです。

そうした状況下において、ネットワークエンジニア等が転職を考えた際にどういった転職サイト・エージェントを利用したらよいのかといったことや昨今の転職動向について簡単に見ていきたいと思います。

目次

ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェント

まず初めにネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェントを特徴や悩みごとに見ておきましょう。

リクルートエージェント:幅広いフィールドから転職先を探っていきたいネットワークエンジニアにおすすめ

ITエンジニアもリクルートエージェントで転職
リクルートエージェントより画像引用

リクルートはエンジニアに特化したエージェントではありませんが、エンジニアに特化したエージェントよりもエンジニアの求人は多いです。
そして、ネットワークエンジニアが必要とされる転職先はIT・Web業界だけでなく、様々な業界で必要とされています。

冒頭で記載した通り様々な技術が横断的に重要となっているので、いろんなタイプのエンジニアの需要が増えており、特に若い方であれば現時点では部分的なスキルしかなくとも幅いろい知識を兼ね備えた需要の高いエンジニアへと転身可能な転職先も多くあります。

そういった意味で、リクルートエージェントは多数の可能性を見つけるのに向いているエージェントです。

また、企業情報についてかなり蓄積されているので、面接対策等で濃い情報がもらえるケースも多いので、面接でどういった質問がされるのかなどの情報も得やすいです。

エンジニアに限らず、どのような職種の方でも求人数の多さからとりあえず登録しておいた方が良いエージェントとなります。
おすすめ、というよりは登録しておくべき、と言った方が良いかもしれません。

エンジニアに特化していませんが、もちろん面談・転職相談もちゃんとやってくれ、的確なアドバイスをもらうことが可能です。
また、他のエージェントと違って、ベッタリガッツリ求人を押し付けてくることも無く、じっくり自分のペースで検討していくことが可能なので、落ち着いて転職活動をしたい方にも合うエージェントです。

リクルートエージェントはこんな方におすすめ

  • 幅広い業界・求人先からキャリアを選択したいネットワークエンジニアは必ず登録しておきたい
  • 面接が不安でしっかり情報を仕入れて対策をしてから選考に臨みたい方
  • エージェントからのしつこい連絡にウンザリしている方にはおすすめ

マイナビITエージェント:経験が浅い20代のネットワークエンジニアにもおすすめ

マイナビITエージェント

これからエンジニアとしてキャリアを伸ばしていきたいといった20代や30代の経験が浅い若手のネットワークエンジニアでより良い転職先を見つけたいというケースではマイナビITエージェントは良いかと思います。

どういった点で良いかというと、まずキャリアカウンセリングが丁寧で質も高いので、この先のキャリアを考えるという意味において非常に有益な情報が得られる可能性が高いからです。

若手の方の場合、そもそもネットワークエンジニアとしてのキャリアに不安を感じているというケースもあるかと思いますが、そうした視点も含めて転職先の提案をしてくれたりするので、幅広いキャリアの可能性を模索しながら転職先を決定していくことができるかと思います。

また、転職活動全般におけるノウハウがしっかりしているので、書類の書き方から面接の対策までしっかり相談することが可能なので、転職活動そのものも安心して行うことができます。

なので、キャリアが浅く、転職に不安を感じている20代若手にはマッチすると言えるでしょう。

もちろんキャリアアップを目指す30代の方の利用にも適していますのでご安心ください。

マイナビITエージェントはこんな方におすすめ

  • 広く将来のキャリアまで含めた転職相談や転職先の相談がしたい方
  • 転職サポート(相談・履歴書・職歴書・面接・条件交渉等)がしっかりしているエージェントを利用したい方
  • 経験の浅い若手エンジニア

レバテックキャリア:ステップアップしたいネットワークエンジニアの方におすすめ

レバテックキャリア

経験者向けの転職エージェントで、何かしらのエンジニアとして3年以上経験がある方の利用が適しているかと思います。
ネットワークエンジニアとして一定の経験を積んだ方が、より専門性を高めたい、あるいは関連する分野で経験を積んで総合的にレベルアップを図りたいなど上のキャリアに進むために利用するのに適しています。

あるいは、別領域のエンジニアだったがネットワーク系に興味があるというケースでも良いかもしれません。

ネットワークエンジニアを始めとするインフラ系エンジニアの転職にもとても強く、提案してくれる求人案件の質が高いというのが良いポイントと言えるでしょう。

また、担当してくれるコンサルタントの方の質も良い傾向にあり、評判は良さそうです。

エンジニアのキャリアについて精通しているのは当然のことですが、求人先企業の内情等も含めたリサーチもちゃんと行っているので、マッチング力という点でも高い物はあると言っても良いかと思います。

レバテックキャリアはこんな方におすすめ

  • エンジニアとしてキャリアアップを考えている
  • 待遇・条件の良い転職先を探している
  • エンジニアのキャリアに詳しいエージェントに転職相談をしたい
  • エンジニアとして2、3年以上程度は経験がある

ウズキャリIT:未経験からネットワークエンジニアを目指す際におすすめ

ウズキャリITエージェント

20代未経験エンジニアの転職支援に定評のあるエージェントです。

ただの転職支援サービスではなく、転職+学習が可能となっており、ウズキャリITに登録すると、ネットワーク基礎やルーティングなどのネットワークエンジニアとしての基礎が学習できる動画コンテンツが閲覧できるなど転職支援に加えたプラスアルファも有益なので非常に利用メリットが高いエージェントサービスになっています。

肝心の転職支援ですが、こちらも質は高く、内定率86%、入社後定着率は97%(※)と高い実績を誇っており、そのサービスの質の良さが数字に表れているかと思います。

一人ひとりにたいして時間をかけてじっくり対応をする方針を取っているため、キャリアの相談から応募書類の作成、面接対策に至るまで安心して転職活動に臨めます。

求人の質も良く、IT・Web業界にありがちなブラック企業の求人を排除する方針をとっており、例えば離職率が異常に高い、残業が異常に多いなどの劣悪な労働環境の職場などの紹介は行われないので安心です。

未経験者向けに充実のサポート体制が整っているので、これからネットワークエンジニアを目指して転職したいという方はこちらを利用しましょう。

ウズキャリITで転職ポイント

  • 未経験からネットワークエンジニアへ転職する方のサポートに優れている
  • 求人の質も高い
  • エージェントの方とじっくり時間をかけてコミュニケーションを取るスタイル
運営企業名 株式会社UZUZ
サービス名 ウズキャリIT
特徴補足 未経験者向けの転職サービスで質が高いものはなかなかありませんので、未経験の方はこちらを利用しておくと良いかと思います。
ただ、エージェント担当者とコミュニケーションを取りながら進めていくので、エージェントとあまり密に接したくないというケースでは向かないかもしれません。
有料職業紹介厚生労働大臣許可番号 13-ユ-305514

TechClipsエージェント:首都圏で高年収のポジションへ転職したいネットワークエンジニアにおすすめ

TechClipsエージェント

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)限定になりますが、ハイクラスよりで年収600万円以上の方がより条件の良い先へ転職したいケースで利用するのにおすすめです。

まず、同社において転職相談等を行ってくれるのが現役のエンジニアなどであることから、お持ちのスキル・経験と転職先とのミスマッチが起こり難いというメリットがある他、質の良い案件が多いので、レベルが一定以上ということであれば良い転職が実現できるケースも多いです。

独占求人のようなこちらにしかない独特の案件も多く、優良ベンチャーから比較的規模の大きな会社まで面白い転職先も有るので一定以上の経験をお持ちであれば良い紹介を受けられる可能性は高いです。

ただ、大手のエージェント等と比べると全体的な求人数は少ない他、未経験者や経験が浅い方の転職先はカバーしていないので、経験値がある人向けと言えます。

レバテックキャリアはこんな方におすすめ

  • 好待遇案件に興味のある方
  • スキルミスマッチを防ぎたい方
  • 首都圏にお住いあるいは首都圏で働きたいエンジニア

doda:志向が定まっていないネットワークエンジニアにおすすめ

dodaはITやWeb営業の転職でもお勧めのエージェント

総合型のエージェントでエンジニア特化ではありませんが、IT系職種の求人はかなり多いのと、転職相談が比較的丁寧でキャリアに悩むケースで利用メリットがあることからおすすめにしています。

若手から40代前半までの中堅あたりまでであればフィットする求人も多いですし、キャリア相談という視点でも有用と言えます。

キャリアチェンジ(別の領域のエンジニアや別職種等)をお考えオンケースでも広く対応ができることから迷っている方におすすめできるエージェントです。

dodaが合うエンジニア

  • キャリアの志向性がまだ定まっておらず相談したい方
  • 若手から中堅の方
  • 面接対策や書類対策をしっかりやりたい方

転職エージェントどこにするか迷うようであれば

いくつか転職エージェントを紹介しましたが、迷ってしまって決められない、どこか一つに絞りたいといった声もあります。

そのようなケースでは、まず初めは求人の量の多さと転職相談のバランスが良いリクルートエージェントに登録しておくと良いでしょう。

悩むということは、恐らくまだ自分の中で志向が定まっていないという可能性もあるかと思いますので、幅広い求人を持ち、転職相談もしっかりしているエージェントの利用が良いので、まず利用してみると良いかと思います。

通信・ネットワーク系エンジニアの転職・求人動向はどうなる?

昨今の通信技術者に求められることは、日々進化する無線通信技術の知識を習得していくことと、周辺分野の知識・スキルを向上させていくことです。

IT関連業界は人材不足が続いており、ネットワーク分野に関しても売り手市場であると言えます。しかし、他の技術分野と少し違う点としては、「通信・ネットワークしかできない」というエンジニアの需要は減ってきている傾向にあります。ネットワークとサーバーなど複合した技術や知識が重宝されるようになってきています。

また、IoTに関しては、技術領域をクロスオーバーさせた開発や様々な端末に対応したソフトウエアが必要になることから、幅広い知識を求められるのはもちろん、他の領域の技術者たちとしっかり連携できるコミュニケーション能力も重要になります。

IoTに関してはまだまだ手探り状態ではありますが求人数は増加傾向にあり、売り手市場が続くものと考えられます。しかし、通信・ネットワーク系のエンジニアとしては、幅広い分野の技術知識の習得等が必要になってくるでしょう。依然として転職市況は良い傾向が続きますので、今のうちにスキルアップできそうな環境への転職やキャリアについて考えてみてはいかがでしょうか。

なお、具体的に転職を検討される際はおすすめの転職エージェントなどの利用も視野に入れると転職失敗のリスクが下がりますのでご検討ください。

履歴書・職務経歴書等の書類対策について

ネットワークエンジニアが転職する上で応募書類の作成はかなり重要です。
応募書類の添削をしてくれるので、この点だけでもエージェントを利用する価値はあると言えるでしょう。

選考においては人柄なども重要視されるケースはありますが、それ以前にどんな技術・経験を持っているのかが重要となります。
そして、それらがわかりやすく表記されているか、というのが最も重要となります。

多くの企業でエンジニアに求められるのは技術力であることから、まず考えなければならないこととしては、職歴書をしっかり仕上げることです。

エージェントに相談すればしっかり教えて頂けますが、以下の記事などでも各職種ごとにポイントをまとめておりますのでご参考ください。

>>履歴書・職歴書など応募書類作成お役立ち情報へ

面接対策について

技術系の職種に多いのが面接が苦手というケースです。
エージェントに相談することで面接対策も行ってくれるのである程度緩和はできると思いますが、ご自身の努力も重要です。

緊張してうまくしゃべれないかもしれない、人の目を見て話すのが苦手かもしれない、という悩みを抱えている方は多いですが、多くのケースで単なる準備不足というものがあります。

どの程度苦手かにもよりますが、最低限の準備として、以下のポイントは押さえておくことで頭が真っ白になることは避けられるかと思います。

  1. 志望動機(なぜこの企業、なぜやめる等)
  2. これまでの業務内容の振り返り(過去の成功体験や失敗体験も)
  3. あなたが思う良いサービスとは何か?(昔いろんなところで質問されました)
  4. 何か質問は有りますか対策(興味があることを示すために仕事に関する質問が良い)

なお、これらの要点は暗記するのではなく、流れ・要点を押さえておくというのがポイントです。

暗記すると読んでいるみたいになってしまうので、ポイントだけ押さえておくだけにとどめた方が意外とうまくしゃべれます。

その他面接に関するお役立ち情報も配信していますので以下ご参考ください。

>>面接お役立ち情報へ

待遇交渉や退職交渉などの交渉事について

転職に交渉事はつきものです。
待遇交渉、入社日交渉など、こうしたこともエージェントがあなたに代わってやってくれるので便利です。

また、退職においても円満退職することが基本です。
ここはエージェントがサポートし難い部分ですが、コツ等は教えてもらえます。

この先の人生どこで誰と一緒に仕事をすることになるかわかりません。

というか、結構同じ人達と遭遇する確率個人的には高いなと感じています。

なので、辞める時も可能な限り円満に退職できるように努めましょう。
退職交渉と書きましたが、普通の会社であれば、具体的には退職希望の1ヵ月前ぐらいに意思を表示する、上司との面談ではこれまでの感謝を伝えつつ辞める意思が固いことを伝える、引継ぎ資料はしっかり作り後任に迷惑がかからないようにするなど、当たり前のことをやるだけで大丈夫です。

ただ、あまりに劣悪な環境で、例えば非常識な引き留めや脅しがあるといったことがあれば退職代行とか使ってスッキリ辞めても良いかと思います。

常識的な職場で働いているのであれば、常識的な辞め方をしておきましょう。

>>退職交渉などお役立ち情報

転職エージェントサービス利用の流れについて

転職エージェント使ったこと無いからどんな感じで進むのか気になる、という方もいらっしゃいます。

基本的にはエージェント企業の指示に従って進めていくだけなので何も心配する必要はありませんが、簡単に一般的な流れを記載します。

■エージェント利用の流れ

  1. 転職サイトに登録する
    →各エージェントさんのサービスサイトから必要事項を入力の上無料登録しましょう。求職者は無料で使えるので安心してください。
  2. 転職面談の日程調整
    →エージェント担当者によるキャリアカウンセリングが実施されますが、その日程調整です。事前準備は必要ありませんが、履歴書・職歴書・スキルシートなどもし準備できるなら事前に送っておくことで面談の精度が高まり、あなたの転職成功率もあがることが考えられます。
  3. 転職面談(キャリアカウンセリング)
    →エージェント担当者さんによるカウンセリングが実施されます。Webあるいは電話、対面などあなの希望に応じたスタイルが選択できるかと思います。ここではしっかり本音を伝えることで、あなたの希望が無謀なのか、一般的な尺度とどのくらい離れているのか、逆にもっと自信を持っていいのかなどわかってきます。
  4. 求人案内
    →面談内容やあなたのスキル・経験などを元に、あなたにマッチする求人の紹介が受けられます。面談当日にも求人紹介してもらえますし、面談後も適宜求人の紹介が受けられます。
  5. 求人書類応募
    →気になる企業が出てきたら応募へと進んでいきます。この際に、必要に応じて応募書類の添削やチェック等が行われます。そもそも書き方がわからないという方は教えてもらえます。
  6. 面接及び面接対策
    →書類選考に突破したら面接が実施されます。面接日程調整や企業とのやりとりは全てエージェントがやってくれるので楽です。また、面接が苦手な方はエージェントに相談して対策を講じておきましょう。
  7. 内定・入社
    →面接に突破したら内定となります。条件通知書などを確認し問題が無ければ入社の意思表示をすることとなります。気になることがあればエージェントを通して確認しておきましょう。

上記が一般的な流れとなります。

かなりザックリ記載していますので、エージェント各社あるいはあなたの悩みなどによっては流れが異なることも有ります。

いずれにしても、エージェント利用に際しては構える必要はありません。

ネットワークエンジニアの転職先について

どういった転職先・キャリアがあるのかもエージェントに聞けば教えてもらえますが、簡単に解説しておきたいと思います。
なお、ここでいう転職先の定義は幅広く定義しており、ネットワークエンジニアとしてどこへ転職するか、ネットワークエンジニアからどこへ転職するかなど含めて総合的に記載しております。

同業大手企業(IT系)

まず、上流工程を中心にやりたいということで大手企業へ転職したいというケースも一定数有りますが、この場合基本的に給料が上がるケースが多いです。その他の待遇改善も見込めます。

プロジェクト規模も大規模なものが多くなりますので、大規模案件の経験がしたい場合も大手へ行く必要があります。

ただ、デメリットもたくさんあり、まず完全に分業されるので特定のスキルしか身につかないという問題が生じたり、そもそも現場・手を動かす仕事がなくなるので職を失った際の再就職で不利になることもあります。

なんだかんだ手を動かしている方が生き残るのは楽です。

これはエンジニアに限らずです。

もちろん転職先企業にもよるため、エージェントさんから各企業の特徴とあなたが目指すキャリアが一致するかしっかり確認しましょう。

事業会社内のヘルプデスクや社内SEなど

こちらも労働環境は良くなるケースが多いです。

しかし、汎用性のあるスキルが身につくとは言い難いので、キャリアアップという視点を見た際は微妙な選択肢と言えるでしょう。

40代以降過程を大切にしたいといったケースであれば良いかとは思います。
ただ、もちろん社内SEが全てスキルアップできない環境かというとそのようなことはありませんので、社内SEに興味のある方はエージェントに相談し、社内SEならなんでもOKというわけではなく、一定のスキルや経験がつめてキャリアに繋がるものを紹介してもらいましょう。

コンサル

数は多くありませんがコンサルへ転職される方も一定数いらっしゃいます。

代表的なコンサルですと、アクセンチュアなどがあげられます。

ネットワークの知識が評価されるケースも増えているので転職することは不可能であはありませんが、クライアント折衝や提案スキルが必要なのでエンジニアとはまた違った能力が必要となります。

ただ、年収は結構もらえるので若いうちに稼ぎたいというケースではおすすめです。

コンサル後の転職も容易です。

別領域に開発エンジニアなど

ネットワークエンジニアから全く別のエンジニアへと転職されるケースも少なくありません。

ネットワークエンジニアのデメリットとしてトラブル対応が多いから休みの日とかでも気が休まらない、といったことがあろうかと思います。

そうした視点から別領域のエンジニア(開発)へと考える方も多いです。

転職自体は可能ですのでエージェント等に相談してみても良いでしょう。

なお、別領域へ行くことを考えた際も本ページで紹介したエージェントの利用で問題無いです。

インフラエンジニアへ転職

インフラ環境領域全般に携わるという意味においてインフラエンジニアへと転職されるケースも多いです。

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアは切り離して考える存在ではなく、どちらもインフラエンジニアと言えますが、共通して言えるのがクラウド関連の知識を高めていき、インフラ全般の保守・運用に関する需要は大変大きいものがあるので、どちらも今後の需要は高い職種と言えるでしょう。

インフラエンジニアへの転職ということであれば以下の記事もご参考ください。

>>インフラエンジニアの転職・求人動向やエージェント情報について

ネットワークエンジニアが年収をあげるには?転職で上がる?

現在の市況ですと転職するだけで年収が上がるというのは考えられることです。
ネットワークエンジニアはとにかく人手が不足しており、裏側の話をすると、エージェント企業が貰う採用フィーも結構良い金額であることがあります。
そして、採用側もネットワークエンジニアがいないと困るというケースが多いので、ある程度年収は上げることが可能というところが多いです。

ただ、目先の年収にとらわれてはいけません。

入社したもののその後なかなか上がらないケースもあれば、その他の待遇や条件も比べると転職前の方が良かったと感じている方もいるので、現職の給与以外の要件なども鑑みて転職は考えましょう。

なお、以下はインフラエンジニアという括りで記載していますが、クラウドへの対応など年収をあげていくために必要な事項を解説しているので詳しく知りたい方はご覧ください。

>>年収をあげたいインフラエンジニアに求められるスキルは?

未経験からネットワークエンジニアへ転職するならスクールに通う必要があるか?

よくスクールで学んでスキルを身に着けてから転職したいという方をお見かけしますが、スクールに通わずさっさと現場に出てしまった方が良いかと思います。

現在の転職市況ですと、そもそもスキルが無い未経験者でも20代であればネットワークエンジニアへと転職することが可能であり、就業先で教育・研修プログラムがきっちり組まれているのでお金をもらいながら勉強させてもらった方が良いかと思います。

職歴にもなります。

もちろん未経験者が転職できる先というのはある程度限られており、多少給料は落ちる面もありますが、そこで1、2年頑張れば後がかなり楽なので、早めに現場に出て業務経験を積んだ方が良いです。

ウズキャリITなどの20代未経験者向きのエージェントを活用しましょう。

なお、厚生労働省の職場情報提供サイト等によると、技術系の専門学校や大学卒の方が就業者として多いという記載があり、実際に理系の方が有利ではあるのですが、文系でもなんら問題ありません。

ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェントと転職市況のまとめ

本記事のまとめ

ネットワークエンジニアが利用すべき転職エージェントや転職動向について解説しました。
基本的にエージェントは大手を利用した方が当たり外れが少ないことに加えて、求人の数が多いので結果は良いと考えられます。
ただ、人により悩みや希望は異なりますので、あなた自身の特徴に合わせてうまく使い分けて頂ければと思います。