web業界の今後について、明るいかどうかはわかりませんが、世の中になくてはならないものであること、衰退することはない(形は変わるかもしれませんが)業界だと感じています。
最近のテクノロジーに関するトレンドキーワードで、AIやブロックチェーン、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などが流行しています。
これらのテクノロジーが、人間の仕事に取って代わるということでよく議論されているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。あとは、AI囲碁でプロの棋士が負けたことのニュースも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
なぜ、これらのテクノロジーに関するキーワードが今話題になっているかというと、既存の仕事を奪い、一部の仕事がなくなる現象が今後起きると叫ばれているからです。ここではAI等が何たるやとは説きませんが、それらがweb業界の今後に及ぼす影響について、展開していきます。
Web業界の将来性について
最初にweb業界の今後について、明るいかどうかはわからないと言ったのは、特に深い意味はなく、世の中いつ何が起こるかわからないということ、またweb業界といっても幅が広いので、わからないと言いました。しかし、わからないといってそこで切ってしまえば、それまでなので、将来性について話させていただきます。
IoTやAIの進歩によって、今までの仕事との関わり方は多かれ少なかれ変わってくるでしょう。
ひょっとすると、今自分が目の前で行っている仕事が近い将来なくなるかもしれません。だからと言って、その状況を今から悲観する必要は一切ありません。
なぜなら、いつの時代も技術やテクノロジーの進歩・発展によって、人間の仕事に対する関わり方が変わるのは世の性です。
そして、歴史を振り返ってみても、産業革命と呼ばれる大きな転換時期になったものを紐解くと、新しい技術やテクノロジーもあれば、やはり廃れていくものもあったのがわかります。そして今、AIや第四次産業革命の時代が来るといわれています。そして新しく来る時代について、これまでのものと違うのが、情報通信技術=ITの上に成り立つものだということです。
つまり、同じIT技術の上に成り立っているwebの世界も、まだまだ世の中にとって必要なものであって、落ち込んでいくものでもないでしょう。
しかし、先にもふれましたが仕事の関わり方が変わるという面でいうと、ただwebサイトの受託開発を請け負っているだけのような仕事は、新たなテクノロジーやAIに取って代わると思っています。
Web業界のキャリアについて
新たなテクノロジーや技術の進歩によって、仕事の関わり方が変わると言いました。そして、webサイトの受託開発を請け負っているだけのような仕事は今後なくなることについても。
今後このような仕事がなくなるという意図は、言われたままのものを、そのまま制作しているような付加価値の低い仕事はなくなるということです。どうしてこういった仕事が付加価値が低いか。人間は間違いをおかすが、コンピューターはミスをおかさないからです。どんなスーパープログラマーだろうと、人はミスをするものです。
ですが、コンピューターは決められた仕様の通り、目的のものを作り上げます。正確性や精緻なところでは人間はやっぱり、勝つことができません。
人間の付加価値とは、AIやコンピューターにはできない部分を担当することにあります。それは、サービスの概要やコンセプト、仕様等のいわゆるフレームワーク(大枠)といったところと考えています。AIはあくまでツールでしかありません。AIに関わらず、新しいテクノロジーをツールとしてどう活用するかが、人間の付加価値の見せ所です。
AIをどのようにサービスに落とし込むか、どのようなデータを機械学習させてAIの精度を高めるか。これらはAIにはできない、人間にしかできないことです。これからのwebの業界では、こういたサービス全体のことを考えることを考えることができるような人材が求められ、そういったキャリアを積み上げた人は、どの会社からも引く手数多でしょう。
いかがでしたでしょうか。web業界の今後について、皆さん思うところがあると思います。自分の先行きに不安を覚える人もいるでしょう。ですが、そんな人に言いたいのは、何も恐れることはないということです。ダーウィンは進化論において『唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』と名言しています。来る新しい時代やテクノロジーにただ傍観しているだけの人は当然、淘汰されます。新しい変化の波に対応することができれば、これからもweb業界はまだまだ明るいものになっていくのではないでしょうか。
IT/Web業界における転職エージェント・サイトの情報や転職活動における面接・書類作成のポイントなどを職種ごとにご紹介させていただきます。 IT・Web業界で働いている、あるいは働きたい方向けの転職サイトの数は非常に増えており、どのよ[…]
Web業界の動向や転職マーケットについて詳しく知りたい方は転職エージェントから情報を取得するのも一つの手です。検討してみてください!