Webプログラマ・Webエンジニアは未経験でも転職できる?

近年インターネットの普及が当たり前の時代になり、webサービスの需要も拡大し続けています。

とくに大手ショッピングサイト・検索ツール・SNS・ニュースサイトなどを日常的に利用しているユーザーは多く、生活の一部として無くてはならないものと考えられるようになりました。

そのため最近では「web系の会社で働きたい」という転職希望者は年々増えつつあります。なかでもサービスの基盤となるwebプログラマ・webエンジニアは憧れの職業として大きく注目されるようになりました。

しかし転職希望者にとって気になるのが知識や経験の部分です。求人広告には「未経験者OK」と記載されていても、実際のところはどうなのか?と不安な方も多いと思います。
今回はそのあたりを探りながら、仕事内容についても解説いたします。

webプログラマ・webエンジニアには未経験でも転職できる!

結論から言うと、webプログラマ・webエンジニアは未経験でも転職可能です。
しかし、年齢や前職の経験によって多少の採用条件が違うので注意しなければいけません。

20代の場合、webプログラマ・webエンジニアとして働くにはプログラミング経験ゼロでも問題ありません。
その理由は、webエンジニアの需要は今後も大きくなっていくことが見込まれており、人手が必要になることが明白だからです。そのため、若手の人材を確保し、しっかりと育てていきたいと採用側企業は考えています。
企業が若い世代を採用する時は、仕事への意欲・コミュニケーション能力・プログラマとしての素質を総合的に見ています。応募者が将来会社に貢献してくれるかどうかという部分を重視しているので、やる気さえあれば採用される確率は高いと言えるでしょう。

しかし30~40代の年齢層になってくると少し条件が厳しくなります。
それは企業側としてもあまり育成期間を取らずに、すぐにでも即戦力として使いたいというのが本音だからです。
Webエンジニアとしての経験が無い場合、最低限のプログラミングやネットワーク、サーバーなどの知識を持っているか、他の職種においてプロジェクトリーダーの経験やマネジメントスキルなど、何らかのアピールポイントを持っておいたほうが有利となります。

webプログラマ・webエンジニアの仕事内容は?

それではここから未経験の方にもわかりやすいように、webエンジニアの仕事内容について簡単に見ていきましょう。

現在web上で提供されているサービスには、検索エンジン・ショッピングサイト・
ニュース&情報提供サイト・SNSなど数えきれないほどのサイトが存在しています。
それぞれサービス内容は異なりますが、共通して開発部門の仕事は以下の3つに分類できます。
・フロントエンドエンジニア
・サーバーサイドエンジニア
・インフラエンジニア

フロントエンドエンジニアとは?

フロントエンドエンジニアはweb上の「見える部分」の開発を行います。
例えばショッピングサイトであれば、商品をクリックした時に表示されるデザイン・購入ボタンの配置・買い物カゴ画面への切り替えなど全てです。デザイナーが準備したデザインをHTML/CSS/JavaScriptという言語で作りこんでいき、どれだけ魅力的な画面に表現できるかという部分が評価されます。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアは、画面から受け取った情報を処理する部分を担当しています。ブラウザ上からは見えませんが、商品の注文や決済などシステムの基幹となるデータを正しく処理する必要があるため、非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。
使用するプログラム言語はJava/C言語/C++などの「コンパイラ言語」と呼ばれるものとPHP/Ruby/Perlなどの「インタプリタ言語」があります。
どのようなサービスに携わりたいのかで使用する言語は異なってきますが、例えばwebサービスということに限定すると、クックパッドやマネーフォワード、食べログなどでも使われているRubyの需要は比較的大きいように感じています。ただ、プログラミング言語の勉強を始める前に、自身がどのようなことをやりたいのか、考えてみると良いでしょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは実際のwebサイトを開発するのではなく、サービスを安定稼働させるためのエンジニアです。ネットワーク環境の構築・コンピュータの導入などから手掛け、サービスが始まってからはインフラの保守・監視などを行います。
全体の基盤となる部分を任されているので、しっかりとしたインフラを構築できる技術が必要とされます。

未経験でもWebエンジニアへと転職は可能

どの職種でも同じですが、求人内容に「未経験者OK」と記載されていても応募者にとって不安はつきものです。

とくにwebプログラマ・webエンジニアは技術を要求される職種なので、なかなか転職に踏み出せない方が多いかもしれません。

しかし、実際に私は30歳で転職しましたが、必ずチャンスは訪れます。以前と違い、企業側の教育体制も比較的整い始めているため、経験が浅くとも活躍できるようになれるまでのハードルは下がっていると言えるでしょう。

また、エンジニアの需要は大きいので、業界に飛び込めばたくさんの経験を積むことができ、学ぶ姿勢さえ持っていれば、なんとかなります。

今回紹介した仕事内容を見て、まずは自分のなりたいエンジニア・プログラマのイメージを思い浮かべてください。イメージが固まったところでそこに向かって情報収集し、できる限りの事前準備ができればベストです。

なお、未経験者の場合確実にエージェントに頼った方が転職は実現しやすいですのでエンジニアの転職実績が豊富なエージェントを利用して相談してください。