面接中に仕事内容が想定していたものと違うと感じた場合、どうすればいいのか?

事前に仕事内容の概要はわかっているものの、実際に面接をして担当者と話をしてみると、仕事内容が想定していたものと違うことがあります。転職において、想定している仕事というのは希望している仕事でもあります。希望した仕事ができないなら、転職しない方が良かったなどと後から後悔しないように注意が必要です。

転職して内定をもらうことが目的になってしまうと、入社してからやりたい仕事ができずにつらい日々を送らなければなりません。
面接で疑問に思ったことや想定していたことと違う話がでたら、できるだけ詳細を確認するようにしましょう。

ただ、面接の場での質問のしかたには注意してください。

例えば、自身で取材をして記事を作成する仕事をしたいと思い、「ライター・記者」を募集している求人に応募し面接に行ったら、「外部ライターを取りまとめる編集・ディレクション・管理業務」もやってほしいというような話をされたケースにおいて、「ディレクションや管理業務はやりたくありません」とハッキリと拒絶するような回答は辞めておきましょう。

まずは、「ディレクションや管理業務」が業務の中のどれくらいの割合を占めるのか、といように仕事に取り組むスタンスは前向きであることを伝えつつ、自身が希望する仕事がちゃんとできそうかどうか探っていくような質問のしかたをお勧めします。

入社をお断りするというのは面接が終わってからでもできます。面接中は会社が求めている仕事内容等をしっかり聞き、その仕事でも良いかどうかをじっくり判断するための材料を取得しておきましょう。

仕事内容以外のことに関しても、わからないことや疑問があれば、質問しましょう。質問することは、仕事に興味があると判断されるケースが多いため面接としてはプラス方向にすすみます。
考えることは後からでもできるため、面接でしかできないこと、質問をする、担当者の話を聞くことに注力しましょう。
入社してからでは遅いので、面接中や内定後の条件提示の際などに、不安な点や疑問点は潰しておくことが重要です。