派遣社員として勤務しているエンジニアの中には、
数年前の景気が悪かった時代に正社員になれず、そのままズルズルと派遣社員のままでいらっしゃる方も多数いらっしゃいます。
そういう方の中には、もう正社員になれないと思い込んでいる方が多いのですが、
現在は派遣社員から正社員のエンジニアへと転職される方がとても多いです。
もちろん、派遣社員として働くメリットの方が強いと感じて、そうした道を選択している方も多いです。
しかし、正社員で働きたいと思っているのに、
日々の業務が忙しく、転職に関する情報収集を行っていなくてそのまま派遣社員として働き続けている方が多く、
非常にもったいないなと感じております。
年齢とスキルのバランスによるところもありますが、現在の転職市況であれば、十分転職は可能ですので、
もし派遣から正社員への転職をお考えであればこの機会に転職することをおすすめします。
エンジニアが派遣社員から正社員に転職するには？
派遣社員から正社員へと転職するには、様々な方法があります。
例えば、紹介予定派遣を利用する、現在の派遣先で正社員として採用してもらうなど様々ありますが、エンジニアの派遣の場合、スポット案件で投入されるケースが多いため、難しいケースが多いです。
ただ、上記のようなケースが難しかったとしても、普通に転職活動をしても今の転職市況であれば正社員として転職できるでしょう。
もちろん、年齢とスキルのバランスにもよりますが、多くの方が正社員として転職を成功させています。
というのも、現在IT・web業界はかつてないほどの人手不足に悩まされており、人が採りたくても取れない状況が続いているからです。
現在、web・IT業界では未経験者を採用し、一から教育するといった企業も増えています。
そうした背景もあり、ある程度スキルが見込める派遣で働いているエンジニアの方が正社員として求人に応募し、正社員として採用されるケースがかなり増えているのです。
もちろん全員とはいきませんが、20代、30代でそれなりに経験のある方であれば転職できるケースが多くなっています。
派遣から正社員になるメリット
メリットとしては待遇面が改善されることでしょう。
年齢が若い方の場合、派遣の方が時給が高いのでもしかしたら月給だけ見たら派遣の方が良いということもあり得るかもしれません。
しかし、年収ベースでみた場合、正社員の方が高いです。
また、福利厚生も正社員の方が良いでしょう。
派遣社員の場合、基本的にボーナスはありませんので、年収で見た場合、正社員の方が良いです。給与の伸びも全然違います。
そのため、意図的に派遣社員として働いているのでないのであれば、極力正社員として勤務することをおすすめします。
正社員として働くデメリットは、時間の融通が派遣の時よりきかなくなるということでしょう。
ただ、最近は働き方改革の影響もあり、以前と比べれば有給休暇なども取りやすくなってきています。
求人サイト等にまずは登録してみる
当サイトもそうですが、エンジニア向けの求人サイトはたくさんあります。
求人サイトに登録すると、エンジニアを求める企業からスカウトが届いたり、求人情報のメルマガが受け取れたりします。
特に正社員への転職を焦っているわけではないのであれば、まずはこれまでのキャリアの振り返りを行い、棚卸を行ったうえで、
求人サイト等に自身の経歴やスキルを入力し、転職の準備を始めてみてはいかがでしょうか。
履歴書や経歴書を書くのも意外と時間がかかるものです。そのため、いつでも転職できるようまずは準備を進めてみても良いでしょう。
転職活動の流れや書類の書き方がわからないという方は、当サイトにもそうしたものをアシストするための記事がありますので、是非参考にしてみてください。
20代・30代であれば派遣での経験でも問題無く転職可能であり、待遇改善も見込めますのでエンジニアの転職実績が豊富なエージェント等を利用して転職活動を行ってください！