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着物の種類・基礎知識

着物の基本的な事項に関する情報です。

着物の種類や基礎事項に関する情報です。
なお、着物買取に関する情報をお探しの方は着物買取金額相場やおすすめの買取店を紹介のページをまずはご覧ください。
総合的に買取に関することについて解説しています。

  • 2021年2月14日

紬とは?~素朴な柄が特徴の普段着~【着物の種類と買取について⑨】

糸を染めてから織り上げる先染めの着物の代表格です。 大島紬や結城紬といった有名産地の名前の紬は聞いたことがあるかと思いますが、本来農民の日常で着られるものとして全国各地で織られていた着物なので、高価なもの、有名作家ものの紬であってもフォーマルな場面には向きません。 地域によって細かい特徴があるので、各産地ごとに紬について調べてみるのも面白いです。 希少価値が高いものもあり、高額で取引・買取される紬 […]

  • 2022年6月24日

小紋とは?~同じ柄を繰り返し染める型染めの普段着~【着物の種類と買取】

まず初めに小紋について触れておきたいと思いますが、小紋とは現代でいうところのワンピースのような着物です。 全体に模様があり、型を使って染める型染めの着物です。 基本的には洒落着として楽しむ着物となります。 小紋の種類 小紋と一口にいってもいくつか種類があり、「江戸小紋」「京小紋」「加賀小紋」が代表的な物となります。 江戸小紋と買取金額について 小紋の一種で細かな柄を染め抜いた一色染めの格の高い小紋 […]

  • 2021年2月14日

色無地とは?~紋の数で格が変わる一色染めの着物~【着物の種類と買取⑦】

色無地の着物は、無地または地紋がある生地を一色に染めたもので、場面・フォーマル度に合わせて紋の数が選べます。 準礼装にするのであれば日向三つ紋を入れ、格調高い袋帯に礼装用の小物を合わせます。 紋を入れない場合、気軽な外出着として着用することができます。 地紋があるものは、流水や雲など慶弔両用で使えるものが使い勝手よいです。 紋が映える色無地は、正式な紋ではなく、友禅染や刺繍のしゃれ紋をつけてお洒落 […]

  • 2021年2月14日

つけさげ~訪問着を簡略化した用途の広い着物~【着物の種類と買取⑥】

訪問着では少々大げさだなと感じられるようなところへ出かける時に着るのがつけさげです。 お茶会とかそういう時に着ていくことが多いでしょうかね。 留袖や訪問着と違い、反物の状態でガラが全て上を向くように描かれているのが特徴です。 左右の肩から袖にかけて模様が繋がっていません。 華美な訪問着が禁止された戦時下に考案された模様付けの方法です。 帯や小物は場面に応じて格を選んでいくと良いでしょう。 現代にお […]

  • 2021年2月14日

訪問着とは?~絵羽模様が基本の社交着で既婚・未婚問わない着物~【着物の種類と買取⑤】

社交着としてうまれた色彩豊かな準礼装です。 色留袖の次にフォーマルなもので、お洒落要素を含ませたものが訪問着です。 明治時代には訪問服と呼ばれていたもので、文字通り訪問用の着物です。 大正時代では、総柄模様や江戸褄と呼ばれる裾模様の着物が定番で既婚・未婚問わずに着られる礼装として使われていました。 昔は公式の訪問用の着物として使われていたので、三つ紋をつけていましたが、今は一つ紋あるいは紋を入れず […]

  • 2021年2月14日

喪服とは?~黒無地は喪の第一礼装~【着物の種類と買取④】

黒無地の喪服は喪主や家族が着る不祝儀(喪)の第一礼装です。 羽二重または縮緬の黒無地に染め抜き日向五つ紋の喪服は葬儀等で着られる喪の第一礼装です。 一般的には、と前置きしますが三回忌までは黒喪服を着用しそれ以降は色喪服を着るというケースが多いようです。 帯は黒無地もしくは流水等の地紋が入ったものを合わせるのが通常です。 もっとも格が高いとされるものは、黒喪服と黒喪帯で着物も帯も黒で統一するものとな […]

  • 2019年11月3日

着物の手入れ 着た後のしまい方が重要【着物を着た後の収納について】

着物は一般の服と違いそうそうお洗濯をするものでもありません。 そのため着終わった後にどのようにケアを行うかが重要となります。 着物を長持ちさせるも短命にさせるも着て脱いだ後の管理が重要となりますので、使い終わったらすぐに手入れをするようにしましょう。 ①着物で帰宅したら まず帰宅したら脱ぐ前に玄関先や入口の前で裾や袂を軽くはらい、ホコリを落としましょう。 手が汚れている可能性もありますので、手洗い […]

  • 2021年2月14日

振袖とは?~未婚女性の第一礼装~【着物の種類と買取③】

成人式の衣裳として定番の振袖。 華やかさが特徴の未婚女性の第一礼装となります。 袖丈が長いのが特徴で、友禅や絞り染めなどの伝統的な柄からモダンな柄まで華やかなものが多いのが特徴です。 袖丈の長さで格に違いがあり、大振袖で呼ばれるもっとも長いものが一番格の高いものとなり、婚礼衣装として用いられることもあります。 紋の数に関しては、黒留袖の項目で五つ紋が格調が高いと説明しましたが、振袖も昔は五つ紋が主 […]

  • 2021年2月14日

色留袖とは?~未婚・既婚問わない礼装~【着物の種類②】

既婚・未婚問わずに着られる格の高い着物です。 絵羽模様をすそまわりにあしらった黒地以外の留袖です。 紋の数で格が決まり、染め抜き日向五つ紋で最初に紹介した黒留袖と同格になります。 三つ紋、一つ紋は訪問着と同格となります。 紋の数で第一礼装から準礼装まで格が変わることに注意しましょう。 格に合わせて帯や小物も合わせていく必要があります。 ちなみに、皇室では黒は忌色として扱われるので、留袖が第一礼装の […]

  • 2021年2月14日

黒留袖とは?~第一礼装の着物~【着物の種類と買取①】

黒留袖とは、既婚女性の第一礼装で黒無地に裾周りに絵羽模様があり、染め抜き日向五つ紋が入っている着物です。 結婚式で母親がよく着ているタイプの着物があるかと思いますが、あれをイメージしていただければと思います。 第一礼装ということで、式服として現代では用いられ、帯は金・銀糸を使用した袋帯を使います。 小物も当然金・銀・白で統一し、一般的には扇子を持つことが定められています。 黒留袖の帯 第一礼装であ […]

  • 2021年2月14日

着物の帯の種類にはどのようなものがある?帯の種類と買取金額について

着物の種類や着物についている紋の種類には様々なものがあり、それぞれごとに格があることを説明しましたが、着物だけでなく帯にも種類と格が存在します。 着物に合わせる帯の種類によって相手に与える印象は大きく変わってくるため、着物のデザインのバランス、格のバランスを考え帯も合わせていく必要があります。 ここでは帯合わせを楽しむために、どのような種類の帯があるのか見ていきたいと思います。 着物の帯の重要性を […]

  • 2019年10月27日

着物の紋にはどんなものがある?紋による違いは?

着物の紋や紋の種類、数によってフォーマル度合いや着用する場面が変わってくるという話は聞いたことがあるかと思います。 例えば家紋を用いた紋に関しても、礼装用とおしゃれ用の紋と両方あったりします。 では、紋の種類によって着物の格やフォーマル度合いはどのように変わってくるのか? 簡単に見ていきたいと思います。 家紋・礼装用の紋 「紋付き」という言葉をよく聞くかと思いますが、家紋は、黒留袖といった「紋付き […]

  • 2019年11月4日

着物の種類と格 着物の基礎知識を見てみる

着物とひとくちに言っても様々な種類があります。 パッと見で似ていても、それぞれ装いは微妙に異なり、シーンや用途、合わせる小物によってそれぞれルールがあります。 ここでは、着物の種類やその特徴、場面によっての使い分けについて見ていきたいと思います。 着物の種類について 着物にもフォーマル、カジュアル(外出用)など様々な種類があります。 また、着物には格があり、一般的には先に糸を染めてから生地を織る「 […]